東京2025世界陸上、男子400メートル準決勝3組で中島佑気ジョセフが歴史を塗り替えた。
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中島は序盤から冷静にレースを組み立て、中盤は前を追う展開。最後の直線に入ると圧巻のスパートを披露し、一気に上位争いへ。会場は大歓声に包まれた。男子400メートルで日本人が決勝に駒を進めるのは、1991年東京大会以来34年ぶり。長らく世界の壁に阻まれてきた種目で、中島が遂に扉を開いた。日本短距離界にとっても歴史的な一歩である。
9月18日の決勝では、世界トップスプリンターとの真っ向勝負が待つ。中島の挑戦が日本陸上の未来を切り拓く一戦となるだろう。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部