東都大学野球リーグは24日、神宮球場で最終週の3回戦2試合が行われ、青山学院大学が亜細亜大学を3-0で下し、リーグ記録に並ぶ6連覇を達成した。

中日ドラゴンズからドラフト1位指名を受けた青学大のエース・中西聖輝投手が8安打完封の好投を披露し、自身2度目の最高殊勲選手賞に輝いた。

試合後、スポーツブルの取材に応じた中西は、優勝について「なんとか優勝できてよかった」と素直な思いを口にした。一方で、「あまり体の動きは良くなかった」とコンディションには満足していなかった様子。それでも「点を取られなかった部分は合格点」と、ドラ1らしい厳しい自己評価を見せた。

先日のドラフト会議にも話が及び、1位指名を受けたことについて「数多くの知り合いからLINEをいただいた」と喜びを実感しつつも、「まだほんまかなぐらいの感じ」と照れ笑い。早く自分の名前が呼ばれないかと、そわそわした気持ちで指名を待ちわびていた中西だったが、当時の心境を振り返り、「本当はガッツポーズしたかった」と緊張の舞台裏を明かした。中日の印象については「素晴らしい投手が多くいる」と語り、「自分の勉強になる」と意欲を見せた中西。「早く戦力になれるように頑張りたい」と力強く意気込んだ。

最後に今後の目標として、チームのスローガンである「アマチュア最強」を明治神宮大会で達成することを掲げ、プロ入り後についても「(監督が)自信を持って中西聖輝行ってこいと言ってもらえるようにアピールしたい」とさらなる飛躍を誓った。

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