エリース豊島FC(関東1部)は12日、MF笹沼航紀(23)が契約満了に伴い、2025シーズン限りで退団することが決定したと発表した。

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東京都出身の笹沼は鹿島アントラーズつくばジュニア、FC東京U-15深川を経て、山梨学院高に進学し、3年時の全国高校サッカー選手権では優勝に貢献。

その後、大学サッカーの強豪・桐蔭横浜大でも日本一を経験し、今季よりエリース豊島FCへ加入していた。笹沼はクラブを通じて次のようにコメントしている。

「凄く悩みましたが、新たな環境で新たな挑戦をしたいと思い、エリース豊島FCを離れることに決めました。今年からチームとして選手が多く入れ替わり、JFL昇格という目標を立てスタートしましたが、前期なかなか勝てず自分の不甲斐なさを何度も感じました。応援して下さっている方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした」

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「それでも後期はチームがばらばらにならず、同じ方向を向き戦ったからこそ残留という結果を掴むことができたと思います。どんな状況でも毎日明るく、楽しく、高め合ってくれたチームメイトには感謝でいっぱいです。最後に、大学4年時、プロとしての進路が決まらずサッカーを諦めようとしていた自分に、まだ上を目指せると声をかけて下さり、挑戦する場をくださったこのチームに感謝しています。1年間ありがとうございました」

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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