バルセロナなどでプレーしたMFラフィーニャ(32)が現役引退をSNSで明かしている。

1994年W杯優勝メンバーのマジーニョを父に、バイエルン・ミュンヘンやリバプールでプレーしたチアゴ・アルカンタラを兄に持つサッカー一家の出身だ。

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1993年2月12日にブラジル・サンパウロで生まれたラフィーニャことラファエル・アルカンタラ・ド・ナシメントは、12歳でバルセロナのラ・マシアに加入し、2011年にトップチームデビュー。

特に2014-15シーズンには恩師ルイス・エンリケ監督の下でバルセロナの歴史的な三冠達成に貢献。メッシ、スアレス、ネイマールとロッカールームを共にした黄金期を経験した。

しかし、2015年9月に最初の重大な膝の怪我を負って以降、バルセロナ在籍中に3度の大きな膝の怪我に見舞われ、思うようなキャリアを歩めなかった。

その後はセルタ・デ・ビーゴ(2回のレンタル)、インテル・ミラノ(レンタル)、パリ・サンジェルマン、レアル・ソシエダ(レンタル)を経て、2022年9月にカタールのアル・アラビSCへ移籍。

2024年6月にアル・アラビを退団後は無所属となり、長いリハビリを経て今回の決断に至った。

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ラフィーニャはビデオメッセージで「ピッチから離れて少し経ち、長いリハビリを経て、重要なことを公表する時が来ました。引退を決断しました。1年余り前に膝の怪我を負い、残念ながら最高レベルで競技に戻ることができなくなりました。続けられないことを受け入れるのは辛かった。いつも支えてくれた家族、愛とサポートをありがとう。サッカー、私を作ってくれてありがとう。

さようなら」と語った。

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