2025年のプロ野球は、激動の一年となった。ソフトバンクの5年ぶり日本一、大谷翔平のNL MVP受賞、阪神の圧倒的優勝——見どころ満載のシーズンを10大ニュースで振り返る。
10位 モイネロが18奪三振でパMVPに輝く
7月の対ヤクルト戦で、ソフトバンクのモイネロ投手が18奪三振を記録した。球団新記録となるパフォーマンスだった。
延長10回の激闘は皮肉にもヤクルトがサヨナラ勝利を収めたが、モイネロの活躍はシーズン通して続き、優れた成績でパ・リーグMVPを獲得した。外国人投手のパMVP受賞は極めて稀な栄誉である。
9位 浅村栄斗が通算300本塁打達成
楽天の浅村栄斗選手が6月に通算300本塁打を達成した。同時期に通算2000試合出場も記録し、平成生まれ初の達成者として注目を集めた。
若さでの大台到達は、打撃だけでなくリーダーシップでもチームを牽引する浅村選手の功績を示すものとなった。
8位 ドラフトで佐々木麟太郎が競合
10月のドラフト会議で、米名門スタンフォード大の佐々木麟太郎選手にソフトバンクとDeNAが1位指名し、ソフトバンクが交渉権を獲得した。
花巻東高出身で大谷翔平の後輩にあたる佐々木選手は、高校時代に多数の本塁打を記録した長距離砲だ。海外名門大学からのドラフト指名は異例の事態として、プロ野球界に新たな潮流を生み出した。
7位 佐藤輝明がセMVP初受賞
11月に発表されたMVPで、阪神の佐藤輝明選手がセ・リーグMVPを初受賞した。本塁打と打点の二冠に輝き、阪神の2年ぶりリーグ優勝を牽引した。
外野手としての球団MVP受賞は1985年のバース以来40年ぶりだ。持ち前の豪快な打撃で甲子園球場を沸かせ続けた一年となった。
6位 村上頌樹が主要タイトル獲得
阪神の若きエース・村上頌樹投手がセ・リーグで最多勝(同数)、最高勝率、最多奪三振の主要タイトルを獲得した。セ・リーグでの複数タイトル獲得は2016年のジョンソン以来9年ぶりだ。
開幕投手を務め、シーズン通して安定した投球で阪神優勝の立役者となった。若干23歳での活躍は、2026年以降のさらなる飛躍を予感させる。
5位 阪神が2年ぶり7度目のリーグ優勝
藤川球児監督就任1年目で、阪神が圧倒的な強さで2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を果たした。球団創設90周年というメモリアルイヤーにふさわしい快挙だ。
村上頌樹、才木浩人を柱とする投手陣が抜群の安定感を誇り、石井大智投手は40試合連続無失点の記録を達成した。打線も近本光司、中野拓夢の1・2番コンビが出塁し、佐藤輝明、大山悠輔のクリーンアップが返すパターンを確立した。
日本シリーズでは最終的にソフトバンクに敗れたが、若手とベテランが融合したチーム力の底上げに成功したシーズンだった。
4位 大谷翔平がNL MVP受賞
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、ナショナルリーグMVPを受賞した。
これでMVP受賞は通算4回目。日本人選手としては前人未到の領域に到達した。移籍2年目のシーズンで、打者として確固たる地位を築いた形だ。
レギュラーシーズンでの活躍はもちろん、ポストシーズンでもチームを牽引し、メジャーリーグを代表するスーパースターとしての存在感を示した一年となった。
3位 才木浩人が最優秀防御率を獲得
阪神の才木浩人投手が、防御率1.55でセ・リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得した。安定した投球でチームの優勝に大きく貢献した。
村上頌樹とともに阪神投手陣の両輪として活躍し、シーズン通して質の高い投球を続けた。ベテランの域に達しながらも、さらなる進化を遂げた姿を見せた。
若手の村上とベテランの才木、この二枚看板が阪神優勝の原動力となった。
2位 ソフトバンクが2年連続パ・リーグ優勝
ソフトバンクが2年連続21回目(前身球団を含む)のパ・リーグ優勝を達成した。開幕3連敗から29年ぶりの単独最下位で4月を終えるなど、序盤は苦しいスタートだった。
しかし、5月のロッテ戦で9回2アウトからの逆転サヨナラ勝利をきっかけに勢いを取り戻す。交流戦優勝を果たし、後半戦も連勝を重ねるなど快進撃を続けた。
日本ハムとの熾烈な首位争いを制し、小久保裕紀監督が2年連続でリーグ優勝を達成した。
1位 ソフトバンクが5年ぶり12度目の日本一
ソフトバンクが阪神を4勝1敗で破り、5年ぶり12度目(前身球団を含む)の日本一に輝いた。
初戦こそ阪神に敗れたものの、第2戦で打線が爆発し14安打10得点の猛攻で勝敗を五分に戻す。第2戦では周東佑京選手が日本シリーズ記録となる1試合5安打を放った。
舞台を甲子園に移した第3戦、第4戦はいずれも1点差の投手戦を制し、3連勝で日本一に王手をかける。そして第5戦、8回に柳田悠岐選手が同点ホームラン、延長11回には野村勇選手が勝ち越しホームランを放ち、劇的な逆転勝利を収めた。
シリーズMVPには移籍1年目の山川穂高選手が選ばれた。小久保裕紀監督の采配と、全員がピース(PS)となって戦ったチーム一丸の戦いが、悲願の日本一をもたらした。
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2025年のプロ野球は、劇的な日本シリーズ、大谷翔平のNL MVP受賞、若手の台頭と、見どころ満載の一年だった。
2026年は新たな挑戦が始まる。

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