第104回全国高校サッカー選手権2回戦で、大津が青森山田を2-0で破った。12月31日、フクダ電子アリーナで行われたプレミアリーグ勢同士の一戦。

優勝候補の青森山田が、まさかの2回戦敗退となった。

後半2発で強豪撃破

前半を0-0で折り返した試合が動いたのは後半8分。ロングボールから右サイドを突破した大津は、FW山下虎太郎のクロスをMF山本翼が右足ワンタッチで決めて先制した。

その後も60パーセントを超えるボール支配率で試合を支配。後半28分には横浜F・マリノス内定のDF村上慶が追加点を奪い、勝利を決定づけた。チケット完売で1万5000人を超える観客が見守る中、大津が完勝を収めた。

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第100回大会決勝の借りを返す

両チームは第100回大会の決勝で対戦している。この試合で青森山田が4-0の完勝を収め、3年ぶり4回目の優勝を果たした。あれから約3年。大津が雪辱を果たした。

青森山田は1回戦で初芝橋本を5-0で下し、攻撃陣の好調ぶりを見せていた。しかし大津の堅守に阻まれ、得点を奪えなかった。

夏のインターハイ覇者・神村学園や前回準優勝の流通経済大柏も勝ち進む波乱の大会。大津の快進撃が続く。

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