バレーボールの第78回全日本高校選手権(春高バレー)は11日、東京体育館で決勝を行った。女子決勝では、インターハイ女王の金蘭会(大阪)と国スポ女王の就実(岡山)が対戦した。
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第1セットから、両者は一歩も譲らぬ激しい攻防戦を繰り広げた。前日に東九州龍谷との激戦を終えた金蘭会だったが、疲れを感じさせない鋭い攻撃で試合に入る。序盤から積極的に攻め立て、就実の堅い守備を崩しながら主導権を掌握。中盤には20-14と大きくリードを広げた。
一方の就実も黙ってはいない。エースの牛田を軸に攻撃陣が奮起し、鋭いスパイクで反撃。23-18と追い込まれた場面でも、12番・阿部愛生がサービスエースを奪うなど粘りを見せた。しかし最後は金蘭会が流れを渡さず、25-20で第1セットを先取した。
第2セットも激しいラリーが続く中、流れは就実ペースで進む。再び12番・阿部愛生のサーブで金蘭会のリズムを崩すと、1年生ながら7番・吉本奏がパワーあふれるスパイクを決め、主導権を握った。
それでも金蘭会は簡単には崩れない。終盤、20-20の同点に追いつかれる場面でも攻めの姿勢を貫き、点の取り合いに持ち込む。
迎えた第3セット。就実は粘り強い守備と果敢な攻撃で金蘭会を追い込み、終盤には23-21と先に王手をかける展開となった。簡単には崩れない金蘭会を相手に、就実が執念を見せ、会場は緊迫した空気に包まれた。
それでも最後に試合を動かしたのは、インターハイ女王の底力だった。1番・徳元菜々美がチームを鼓舞する一打を決め、流れを引き戻す。この一振りをきっかけに金蘭会が一気に押し切り、激闘を制した。
金蘭会がセットカウント3-0で就実を下し、7年ぶりの優勝。インターハイに続く二冠を達成した。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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