『JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー2026)』でベスト8まで勝ち上がった文京学院大女。2回戦では、2025年インターハイ準優勝の実績を誇る福岡女学院に見事勝利し、大会屈指の番狂わせを起こした。
大舞台でも臆することなく、最後まで自分たちのバレーを貫いたその中心にいたのが、前キャプテン・横溝采美である。
主将の本音
春高を終えて、横溝は率直な思いを語った。「去年の春高予選は本当に悔しい思いをした。だからこそ、あの大きな舞台で楽しい試合ができて本当に良かった」前回大会では、春高出場まであと一歩のところで惜しくも敗れた文京学院大女。その悔しさをバネに臨んだ今大会では、昨年春高女王に輝いたライバル・共栄学園を撃破し、春高出場権を獲得した。
前キャプテン・横溝采美(L)キャプテンとして試合中に意識していたのは勝ち負け以上に“チームの雰囲気”だった。
「下級生が楽しく試合できるように、常に声を掛けることを意識していました」
その言葉通り、コート上では常に仲間を鼓舞し、チームを前向きに導き続けた。
新チームに望むことを尋ねると、横溝はこう語った。
「元気な子が多くて、3年生との壁もないチーム。だからこそ、このままもっと伸びていって私たちの記録を超してほしい」そう言って、次世代へまっすぐな期待を託した。
姉の背中を追いかける中学キャプテンの妹
その横溝の姿を最も近くで見ていたのが、文京学院中学でキャプテンを務める妹だ。
誰もが憧れる夢の舞台でチームを引っ張る姉の姿に刺激を受け、「自分もそこを目指さなければ」と気持ちを新たにしたという。
そして「憧れるし、尊敬しています」と素直に語った。
そんな前向きな妹に対し、姉・采美は「とにかく、周りのために頑張ってほしい」と言葉を送った。
取材・文:加藤杏実(SPORTS BULL編集部)

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