ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート団体で、日本が銀メダルを獲得した。8日の最終日、米国との一騎打ちで惜しくも金には届かなかったが、北京五輪に続く2大会連続の表彰台。

団体戦での安定した強さを証明した。

【画像】【ミラノ五輪】フィギュア団体、日本が銀 2大会連続で表彰台

最終種目の男子フリースケーティング。日本は佐藤駿を起用した。米国のイリア・マリニンを上回れば逆転金メダルという展開。

佐藤は4回転を交えたコンビネーションジャンプを次々と成功させる。最後のトリプルループまでノーミスで滑りきり、大きく拳を振り下ろした。自己ベストを更新する194.86点を記録。見守っていたチームメイトにも涙があふれる。

しかしマリニンは200.03点を記録。総合では米国69点、日本68点の1点差で、日本は銀メダルとなった。米国が2大会連続の金メダルを獲得している

メダル獲得の原動力となったのは、ペアと女子シングルだ。

ペアフリーで三浦璃来・木原龍一組が今季世界最高得点をマーク。

米国との差を一気に詰める。続く女子フリーでは坂本花織が148.62点で1位。米国と同点に追いつき、銀メダル以上を確定させた。

初日のショートプログラムでも、りくりゅうと坂本がともに1位を獲得。2日目の男子ショートでは鍵山優真が108.67点で首位に立つなど、各種目で安定した成績を残している。

アイスダンスの吉田唄菜・森田真沙也組も、五輪初出場ながら堂々の演技で貢献した。

【画像】【フィギュア団体】鍵山優真がマリニン破りSP1位 自己ベストに迫る108.67点で日米エース対決制す

日本が団体戦でメダルを獲得するのは、北京五輪に続き2大会連続。北京では当初3位だったが、ロシア選手のドーピング違反により銀メダルに繰り上がった経緯がある。

今大会は最初から米国との2強対決。金メダルには届かなかったものの、総合力の高さは世界トップクラスであることを示した。

坂本と鍵山、りくりゅうは北京に続く団体戦出場。経験を積んだ選手たちが、若手を引っ張る形で結果を残している。

日本フィギュア界にとって、団体戦は新たな勲章となった。2大会連続の銀メダル。この実績が、次世代の選手たちへの道標となる。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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