ベルギー1部リーグ第25節が15日に行われ、シント・トロイデンがホームでズルテ・ワレヘムを3-2で下した。日本代表FW後藤啓介(20)が前半にPKを決めて今季10点目を記録。

ジュピラー・プロ・リーグの得点ランク首位に立った。チームは0-2からの大逆転で2連勝を飾り、勝ち点51で2位をキープした。

【画像】後藤啓介 得点ランクトップ シント・トロイデンが逆転勝利

雪中の苦しい展開から後藤のPKで反撃

降雪によってピッチの大半が白く染まる過酷なコンディションで試合はスタート。シント・トロイデンはGK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、FW後藤が先発した。

開始早々の6分、ボックス内でこぼれ球に反応した伊藤が先制点に迫るが、相手の体を張ったブロックに阻まれる。すると17分、畑のクリアミスから先制点を許す。さらに24分にも追加点を奪われ、瞬く間に0-2と2点のビハインドを背負った。

流れを変えたのは45分。ボックス内でこぼれ球に反応した後藤が相手DFに引き倒され、PKを獲得した。この場面で相手選手が退場処分となる中、後藤は中央に冷静に流し込んだ。今季10点目のゴール。2試合連続得点で得点数を2桁に乗せた。

数的優位生かし逆転劇を完成

勢いに乗ったホームチームは50分にも追加点。伊藤の左CKの流れからシメン・ユクレローが押し込み、2-2の同点に追いついた。

同点で折り返した後半は、数的優位を活かしたシント・トロイデンの時間帯が続く。伊藤が正確なプレースキックで幾度も決定機を演出するが、割り切って守るアウェイチームの粘りを前になかなか勝ち越し点を奪えない。

それでも84分、待望の逆転ゴールが生まれた。右CKの場面でキッカーの山本が左足インスウィングの正確なボールを供給すると、ゴール前で競り勝ったロイク・ムベ・ソウが叩きつけるヘディングシュートを決めた。山本のアシストから生まれた決勝弾で、シント・トロイデンが3-2の逆転勝利を収めた。

伊藤敦樹が先制弾  ヘントが3戦ぶり白星

PO進出へ大きく前進

試合を振り返り、後藤は喜びのコメントを残した。PKの場面については、こぼれ球に反応しないといけないという意識で臨んだことを明かしている。

シント・トロイデンは前日14日の他クラブの結果により、レギュラーシーズン1~6位に出場権が与えられる上位プレーオフ進出がほぼ確実となった。2009-10シーズン以来、2017年にDMM.comが経営権を取得してからは初となる。

ヴランケン監督は選手たちへの信頼感を示し、チームの勢いを評価した。

2位のシント・トロイデンは首位サンジロワーズとの勝ち点差を2に縮めた。次節は2月21日にデンデルと対戦する。

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