左膝前十字靭帯断裂で戦線離脱中のMF南野拓実に、わずかな希望の光が差した。所属するモナコのセバスティアン・ポコニョーリ監督が記者会見で、今年6月開幕の2026年W杯出場について含みを持たせる発言を行った。


海外メディア『GET FOOTBALL NEWS FRANCE』が伝えている。

【画像】南野拓実、W杯出場は「希望があるかもしれない」 

監督が示唆したW杯復帰の可能性
記者会見に出席した同監督は、負傷選手の状況について語る中で南野に言及。シーズン終了前の復帰は難しいとしつつも、「おそらくタキにとっては、シーズン終了後に別の大会への希望があるかもしれない」と述べた。
日本でのリハビリ期間を経てモナコに戻った南野にとって、それが目標になるとの見方を示している。

通常、前十字靭帯断裂からの復帰には8~10カ月を要する。12月21日の負傷から逆算すると、6月のW杯開幕時期は微妙なタイミングだ。しかし監督の発言は、奇跡的な回復を完全には否定しない内容となった。

昨年末の負傷から約2カ月
南野は昨年12月21日、フランスカップのオセール戦で左膝を負傷。ピッチに倒れ込み、両手で顔を覆いながら担架で運ばれる姿は、日本サッカー界に衝撃を与えた。翌22日の正式発表。モナコは今季復帰は厳しいとの診断を明らかにした。
負傷前の南野は今季公式戦21試合で4得点3アシストを記録。

モナコでも日本代表でも主力として欠かせない存在だっただけに、その離脱は両チームにとって大きな痛手となった。

【画像】長期離脱中のモナコ南野拓実へ、チームメイトがエールTシャツ着用

日本代表73試合で26得点の主軸
森保一監督が就任した2018年以降、南野は日本代表で73試合に出場し26得点を記録。森保ジャパンで最多出場、最多得点の記録を持つ主軸だ。31歳の経験値は、チームにとってかけがえのない財産となっている。
2026年W杯で、日本はグループFでオランダ、チュニジア、欧州プレーオフ勝者と対戦する。ベスト8以上を目標に掲げるチームにとって、南野の不在は戦術プランの変更を迫る事態だ。

監督の言葉通り、復帰への道が残されているのであれば、それは日本代表にとっても大きな希望だ。奇跡の回復へ、南野の挑戦が始まる。

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