3月開催のWBCに出場する侍ジャパンのエンゼルス・菊池雄星投手(34)が24日、宮崎で開催中の事前合宿で初めてブルペン入りした。アドバイザーのパドレス・ダルビッシュ有が見守る中、ブルペン投球を実施した。
合流3日目でブルペン投球「宮崎に来て良かった」
菊池は22日、米国のキャンプ地から帰国。すぐに宮崎入りし、午前中にチームへと合流したばかりだった。それから2日。声を漏らしながら、熱のこもった投球を披露。
捕手を務めた坂本誠志郎(阪神)を初球から座らせる力強い投球だった。その背後ではダルビッシュが見つめ、時折トラックマンのデータをのぞき込む。アドバイザーのダルビッシュや指導陣が見守る中、菊池は投球を披露した。
投球後には「傾斜を確認する意味で」と説明した。当然時差ぼけもあるところだが、「(元から)感じたことはない」とキッパリ語る。「(ホテルで)サウナに入って水風呂と交代浴して来ましたから。僕、サウナーなんです。
「3日間でしたが、(宮崎合宿に)来てよかったと思います」と満足気に振り返る菊池。チームメートとの食事会についても触れ、順調なチーム作りを印象づけた。
ダルビッシュと意見交換「投手陣に安心感がある」
ブルペン後、菊池はダルビッシュと球筋について意見交換を行い、2人で言葉をかわしながら笑みを浮かべた。その後、坂本や能見投手コーチ、村田バッテリーコーチと輪になって意見を交わす場面も。
ダルビッシュと意見交換した際には、菊池は感謝の言葉を述べた。「昨日は食事会もしたんで。安心感とか経験値だったり。そういうのはもう持ち得てるものよりもはるかに経験されている方。一つ一つの言葉に重みを感じる。ダルビッシュさんがいてくれるだけで投手陣に安心感がある」
一方、ダルビッシュも菊池について「すごくこっちきてからトレーニングもしてて準備もしてて、ブルペン見ても体が動いているなと。ただあんまり飛ばしすぎないように。
【画像】菊池雄星、WBC出場に向け決意表明「楽しみにしております」
初WBCへ順調な仕上がり 米国キャンプでも実戦形式
すでに20日(日本時間21日)、エンゼルスのキャンプ地では実戦形式の投球を重ね、順調な仕上がりを見せていた。
WBCの1次ラウンドは6日の台湾戦(東京ドーム)からスタート。菊池は初のWBC出場となる。
侍ジャパン入りは初だが、メジャーの経験を伝える役割や、山本由伸(ドジャース)、菅野智之(ロッキーズ)らと並ぶエース格としての活躍も期待される存在だ。「しっかり仕上げて、いい状態で大会に入れたらなと思います」と意欲を示した左腕。初のWBC本番へ、着実に準備を進めている。

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