中日の本拠地・バンテリンドームナゴヤに新設される「ホームランウイング」が完成した。2月27、28日の侍ジャパン強化試合「侍ジャパン対中日」で初めてお披露目される。

球団創設90周年を記念した大規模改修で、本塁打が出やすくなる新時代のドームが始動する。

【画像】バンテリンドームのホームランウイングが完成

左右各128席 フェンス高1.2m低く

ホームランウイングは、既存の外野フェンスの手前に新しいフェンスを立て、その間に座席を設置。左翼側、右翼側それぞれ128席のテラス型観客席。

外野フェンスの高さは、現行の4.8メートルから3.6メートル(ソフトラバーフェンス2.6メートル+ネットフェンス1.0メートル)へ1.2メートル低くなった。選手のプレーを間近で楽しめる。

右翼側には車いす利用者2席と介護者向け4席も含まれている。

最大6m短縮 本塁打増加に期待

本塁から右中間、左中間までの距離は、現行の116メートルから110メートルに変更。最深部で6メートル狭くなり、これまで外野フライに終わっていた打球がホームランになる可能性が高まる。

両翼100メートル、中堅122メートルに変更はないが、右中間、左中間の膨らみがなくなり、12球団のホームでも最も狭い球場の1つとなる。

「広い球場」と言われ続けてきたバンテリンドーム。本塁打が出にくいとされてきた本拠地が、一変する。

【画像】昨季引退の元中日主砲がキャンプ地に姿 後輩にエール

球団創設90周年記念事業

改修は球団創設90周年、2027年のドーム開場30周年に合わせた記念事業。

工事は1~2月に実施された。

このほか、一塁側、三塁側のファウルゾーンに各55席の「アリーナシート」も設置。外野フェンス上部にはLEDビジョンも新設され、演出で試合を盛り上げる。

2月27日午後7時、同28日午後7時の侍ジャパン強化試合が、新生バンテリンドームでの初戦となる。WBC本大会を控えた侍ジャパンと、ホームランウイングで挑む中日打線の激突に注目が集まる。

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