初挑戦で、未来への扉をこじ開けた。3月1日の東京マラソン2026で、早大3年の工藤慎作(21)が初マラソンを2時間7分34秒で走破。

総合20位、日本人5位に入り、学生歴代4位の記録でMGC出場権も手にした。大舞台で“結果”を残し、ロス五輪代表選考へ一歩踏み出した。

【画像】学生歴代4位の快走

初マラソンで2時間7分台

工藤は序盤から日本人上位の集団で落ち着いて運び、30kmを過ぎてもペースを刻んだ。32km過ぎに先行していた橋本龍一を捉え、大迫傑や鈴木健吾らとの日本人トップ争いにも加わる展開となった。最終的に2時間7分34秒でフィニッシュし、日本人5位。初マラソンで学生歴代4位というインパクトある走りだった。

35km付近で脚に異変も粘る

終盤35km付近では右ふくらはぎがつりそうになる場面があったという。それでも目標を「MGC出場権獲得」に切り替え、完走を最優先。粘り切ったことが、結果として条件突破につながった。東京マラソンは今秋の愛知・名古屋アジア大会の日本代表選考会も兼ね、MGC出場権は「2時間9分以内で日本人6位以内」などの条件が設定されていた。

【画像】早大・工藤慎作、箱根駅伝往路2位を報告 復路から総合優勝を狙う

次の舞台は2027年10月3日名古屋

MGCは「ロサンゼルス2028オリンピック」マラソン日本代表選考競技会として、2027年10月3日に愛知・名古屋で開催されることが決まっている。工藤にとっては、ここから積み上げる時間が残される。
初マラソンでつかんだ切符が、次の勝負を現実にした。

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