3月6日のWBC2026初戦まであと3日。侍ジャパンは3月3日19時から京セラドーム大阪で阪神タイガースとの強化試合に臨む。

WBC本番前最後の実戦だ。前日のオリックス戦では3-4で競り負け、課題も浮き彫りになった。井端弘和監督は打順変更を明言しており、最終テストとなるこの一戦の注目ポイントを整理する。

【画像】【WBC2026】侍ジャパン、阪神戦で最終チェック 本大会直前“ラスト実戦”の見どころ

最大の注目はやはり大谷翔平(ドジャース)だ。前日のオリックス戦では「2番・指名打者」で出場したものの、3打数無安打に終わった。残された実戦機会はこの阪神戦のみ。

井端監督はオリックス戦後、「ちょっとだけ変更はしようかなと思っている」と発言。近藤健介(ソフトバンク)との1・2番入れ替えの可能性も示唆されており、どの打順で大谷を起用するかはWBC本番の構想に直結する。限られた打席で感覚をつかめるか。侍打線の命運を握る男の一振りに注目だ。

前日に5階席弾を放った吉田正尚(レッドソックス)の状態は抜群だ。3打数2安打1打点とチーム唯一のマルチ安打を記録しており、阪神戦でも中軸での起用が見込まれる。

前回WBCで大会史上最多の1大会13打点を叩き出した「WBC男」が、再び存在感を示すか。

一方、合流が遅れていた岡本和真にも注目が集まる。井端監督は「明日はスタメンで使う」と明言。阪神戦が侍ジャパンでの初実戦となる。村上宗隆(ホワイトソックス)とともにクリーンナップを担うと目される大砲が、この一戦でどこまで状態を上げられるかは大きなポイントだ。

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打線以上に気がかりなのが投手陣の陣容だ。今大会は松井裕樹(パドレス)、平良海馬(西武)、石井大智(阪神)とリリーフ3投手が相次いで離脱。専門のリリーバーは大勢(巨人)、藤平尚真(楽天)、松本裕樹(ソフトバンク)の3人にとどまる。

隅田知一郎(西武)や金丸夢斗(中日)といった先発タイプの投手をリリーフでどう活用するか。継投パターンの最終確認が求められる一戦だ。前日に無失点と安定感を見せた菅野智之(巨人)に続き、残る先発候補がどれだけアピールできるかも見どころとなる。

WBC初戦のチャイニーズ・タイペイ戦(6日)まで、残された時間はわずか。

連覇を懸ける侍ジャパンが最後の実戦で見せる仕上がりを見届けたい。

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