首位を走るアーセナルに、優勝を脅かす不安要素が浮上している。リードを奪った後の試合運びが安定しきらず、終盤に押し込まれる時間帯が増えているのだ。
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チェルシー戦で露呈した終盤の脆さ
現地3月1日(日本時間3月2日)のチェルシー戦。アーセナルは2-1で勝利を収めたものの、内容は決して安心できるものではなかった。66分にティンバーのヘディングで勝ち越した後、70分にはチェルシーのネトが2枚目のイエローカードで退場。10人となった相手を前に、本来であればボールを保持しながら試合を“閉じる”展開に持ち込みたかった。
ところが現実は違った。数的優位にもかかわらず、アーセナルは終盤にチェルシーの圧力を受け、押し戻し切れない時間が続いた。ロスタイムにはGKラヤが好セーブで失点を防ぐ場面もあり、勝利の裏側に課題が透ける。
最下位相手に痛恨の引き分け
さらに深刻だったのが、2月18日に行われたウルブズ戦(延期分の一戦)だ。リーグ最下位を相手に、アーセナルは前半に先制し、後半序盤には2点目も奪って2-0とした。
しかし、そこから守勢に回る時間が増え、終盤にかけて試合は一気に不安定化。致命的だったのは90+4分(94分)の失点で、ゴール前での連係ミスからこぼれたボールを押し込まれ、2-2の痛恨ドローとなった。
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ライト氏「次の試合も心配だ」
チェルシー戦後、ライト氏はプレミアリーグの番組で厳しい見解を示した。「チェルシーは10人だったのに、何が起きているのか知りたい」「仕事は完遂したが、次の試合も心配だ。また同じことが起きている」と、後半の試合運びに不安を口にした。
1991年から98年までアーセナルでゴールを量産したレジェンドは、チームの「緊張した様子」や“守りに入った時の落ち着かなさ”を指摘。データ面でも、失点は後半の方が増えやすい傾向が示されており、試合の終盤で主導権を握り続けることが今後の鍵になりそうだ。
ライト氏の心配をよそに、3月4日のブライトン戦ではサカのゴールで1-0と辛勝。首位を守り、優勝へ前進した一方で、試合を優位に運ぶ時間帯の課題は残ったままだ。
優勝争いが佳境を迎える中、勝ち点3を“取り切る”だけでなく、終盤をどう管理するかが明暗を分けることになる。

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