アルバルク東京のライアン・ロシターが、Bリーグ史に名前を刻んだ。

12月13日の川崎ブレイブサンダース戦で、B1リーグ史上初となる通算5000リバウンドを達成。

36歳のベテランは「これからも挑戦を続けていく」と力強く語り、衰えを感じさせない姿を見せている。

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開幕直前のIL入り 2選手同時離脱でチームに試練

2025-26シーズン、ロシターの出発は決して順調ではなかった。9月13日に左大腿二頭筋筋損傷でインジュアリーリストに登録されたのだ。公示は9月16日。新戦力のブランドン・デイヴィス(左腓腹筋損傷)に続くチーム2人目の主力離脱で、強力なインサイド陣を2枚同時に欠いた状態でシーズン開幕を迎えることになった。

急場をしのぐ補強として加入したアイラ・ブラウンらが奮闘したものの、チームは開幕から4連敗。重さのある不在を改めて実感させる厳しいスタートとなった。

復帰即記録 6800得点もあわせて達成

10月17日、ロシターのインジュアリーリスト抹消が発表された。翌18日、茨城ロボッツとのホームゲームで即スタメン復帰を果たすと、同試合の第2クォーターでBリーグ通算1万得点の大台にも到達。チームはテーブス海との主力ダブル復帰で81-68と快勝し、リーグ戦3連勝を飾った。

そして12月13日の川崎戦でたどり着いたのが、B1史上初となる通算5000リバウンドだ。2013年に栃木ブレックスでプレー開始以来、積み重ねてきた数字の集大成といえる。

Bリーグに刻まれた「5000」の重み

ロシターは1989年生まれの36歳。アメリカ出身でシエナ大学を経てフランスでプロキャリアをスタートさせ、2013年に来日した。栃木で8シーズン、アルバルク東京で5シーズン目を迎える今もコートに立ち続けるその姿は、Bリーグそのものの歴史と重なる。

前シーズンはB1リーグ戦全60試合に先発出場し、平均11.6得点・10.0リバウンド・4.1アシストを記録した。今季は開幕離脱というアクシデントを乗り越えながらも、また一つ誰も届いていない領域へ足を踏み入れた。

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5000本目のリバウンドが積み上がったコートに、ロシターの言葉が響く。

「これからも挑戦を続けていく」——その言葉通り、鉄人の記録更新に終わりはない。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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