川崎フロンターレの副キャプテンMF山市秀翔に、プロの厳しさが襲いかかった。クラブは9日、山市が右鎖骨下静脈血栓症、右胸郭出口症候群と診断されたと発表。

早大主将からプロへ、その門出に暗雲が立ち込めた。

【川崎フロンターレ】MF山市秀翔が右鎖骨下静脈血栓症、右胸郭出口症候群と診断

以前より症状 検査で判明

山市は以前より症状があった部位の検査を実施。その結果、右鎖骨下静脈血栓症と右胸郭出口症候群との診断が下された。

右鎖骨下静脈血栓症は、鎖骨の下を通る静脈に血の塊ができる病気だ。一方、右胸郭出口症候群は、首から腕に向かう神経や血管が圧迫される症状を指す。スポーツ選手にとって、見過ごせない症状だ。

治療は継続される。全治期間については判明次第、あらためて発表されるという。

早大主将からプロの世界へ

山市は早稲田大学から今季、川崎フロンターレに加入した22歳のMFだ。大学では主将を務め、球際の強さと運動量を武器に注目を集めた。

桐光学園高時代から期待を集めた逸材。リーグ戦の出場機会には恵まれなかったが、1月28日には副キャプテンに就任。

プロデビューへ向けて準備を重ねていた矢先の負傷発表となった。

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全治期間は未定 治療継続へ

クラブからの発表では、具体的な復帰時期は示されていない。治療の経過を見ながら、慎重に判断していく方針とみられる。

山市の持ち味は献身的な守備とチームへの貢献意欲だ。副キャプテンとしての期待も大きかっただけに、今は治療に専念してもらいたい。待望のプロデビューは、まだ先となる。ピッチで躍動する姿を見る日が、待ち遠しい。

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