BreakingDown19(2026年3月20日、IGアリーナ〔名古屋〕)への出場が決まっていた田中雄士が、大会を10日後に控えて欠場を発表した。練習中に負った網膜剥離が原因で、緊急手術を受けたことが明らかになった。

【BreakingDown19】田中雄士が網膜剥離で欠場 朝倉に謝罪

大会10日前の急転直下

欠場が発表されたのは3月10日のこと。朝倉未来のYouTubeチャンネルで配信された企画の中で告知された。対戦相手の萩原裕介と溝口勇児COOが同席する酒席の場で、朝倉が「本当に残念なお知らせなんですけど、田中さんなんと欠場です」と切り出した。

毎日のガチスパーを重ねる中で、視界が徐々に狭くなる感覚を覚えていた田中。違和感を受診につなげた結果、網膜剥離と診断され、即座に緊急手術へ至った。溝口COOは「スタッフの話では、あと1週間発見が遅れていたら失明していた可能性があった」と付け加えている。格闘技練習に潜む眼球へのリスクが、改めて浮き彫りになった形だ。

「信じにくい」 それでも本物と認めた朝倉

オーディションで朝倉を激怒させるなど様々な騒動を起こしてきた田中だけに、溝口COOは「70人ほどいる出場選手の中で、1番どうしても信じにくくなってしまう」と苦笑い交じりに指摘。朝倉も「タイミングが相当悪いですよね」と認めつつ、「でも本当じゃないですか、多分」と一定の理解を示した。

田中が自費でチケットを100枚、約500万円分購入していたことも、この場で明かされた。出場への本気度を示す一事実として、その場の空気を変えた。

田中の謝罪電話 萩原との年内再戦が決まる

その後、田中本人への電話が繋がれた。

「本当に申し訳ない、マジで出たかった。網膜剥離になってしまって。毎日視界が狭くなっていると思っていたら、緊急手術することになった」と謝罪の言葉を述べた。

復帰の可能性を問われると「できないということはないが、この電話では明言したくない」と言葉を選んだ。そこへ萩原が「完全に治して、体ももう少しゆっくり仕上げて、年内やりましょう」と呼びかけると、「OK。そうしよう。そうだね」と応じた。年内再戦への合意がこの場で交わされた形だ。

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代替出場はメカ君 名古屋の舞台は予定通り

名古屋大会での萩原の対戦相手はメカ君に変更が決定した。大会本体への影響を最小限に抑える対応だ。田中と萩原の一戦は年内のどこかで改めて組まれる見込みで、両者とも前向きな姿勢を示している。

目を傷めるリスクを背負いながら練習を続けてきた田中雄士。

本来のリングに立つ日は先送りとなった。完全回復後の再戦に、ファンの視線は向かっている。

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