現地3月14日、カナダ・カルガリーで世界女子カーリング選手権2026が開幕する。日本代表として出場するロコ・ソラーレのスキップ、藤沢五月(34)が大会直前に「久しぶりの世界選手権で凄く楽しみにしている」と意欲を語った。

五輪出場を逃した悔しさを胸に、まだ手にしていない世界一の称号に照準を定める。

【画像】【カーリング】藤沢五月「凄く楽しみ」世界選手権へ ロコ・ソラーレ、悔しさ胸に頂点を狙う

五輪を逃した悔しさ、世界舞台へ昇華

ロコ・ソラーレは昨年9月のミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦で敗れ、3大会連続の五輪出場を逃した。それでも藤沢は前を向いた。「五輪の道はなくなったけど、強さを見せられるチャンス」。再出発の舞台として、世界選手権を見据え歩みを続けてきた。

試合後には「ありがたいことに世界選手権というチャンスをいただけている」と語り、「気持ちの整理がついたら、『世界一』を目指していいと思えたら、そこに向けてやっていきたい」と思いを明かした。その言葉どおり、チームはカルガリーへと駒を進める。

自信深めた再出発 積み上げた実績が支える

ロコ・ソラーレは昨季、日本勢として男女を通じてワールドツアー最高峰のグランドスラム大会で初優勝を飾るなど、着実に実績を重ねてきた。チームとしての地力を蓄えてきたからこそ、この舞台への思いも強い。「世界のトップになれるチャンスが高まってきた。勝ちたい大会へ向けてしっかり準備し、結果を求めて頑張りたい」。そう語ってきた言葉が、今大会で試される。

【画像】【ミラノ五輪】カーリング女子フォルティウス、最終戦で意地の勝利 中国下し2勝7敗の8位

10年越しの挑戦 再出発の頂上決戦

注目は2016年の世界選手権での銀メダルだ。日本カーリング界初の快挙から10年。あのとき届かなかった優勝の二文字を、今度こそつかみに行く。

大会は13カ国が参加し、総当たりのラウンドロビンを経て上位6チームが決勝トーナメントへ進む形式。五輪の舞台は逃したが、それがロコ・ソラーレをさらに強くした。世界選手権は現地3月14日、日本時間3月15日に幕を開ける。悔しさを力に変えた彼女たちの挑戦から、目が離せない。

編集部おすすめ