前人未到の4連覇。フィギュアスケートの世界ジュニア選手権が3月4~7日にエストニア・タリンで行われ、女子シングルで島田麻央(17・木下グループ)が合計208.91点で優勝を果たした。
SP首位から体調不良 それでもリンクへ
3月5日に行われたSPで島田は71.90点をマークして首位に立ち、「今シーズンで一番良い演技だった。最後まで笑顔で演技できた」と手応えを口にしていた。しかしSP翌日に体調不良に見舞われ、フリーへの出場が危ぶまれる状況となった。それでも当日朝に回復の兆しを見せてリンクに立ち、構成の難度を落としながらも冒頭で3回転アクセルを成功させ、137.01点でフリー2位と演じきった。キス・アンド・クライでは大粒の涙を流し、「ここにくるまでに苦しいことがあったので優勝することができてうれしいです」と率直な言葉を絞り出した。
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全種目通じて史上初 ジュニア4シーズンを全勝で閉じる
この偉業は、世界ジュニア選手権の全種目(男女シングル・ペア・アイスダンス)を通じて史上初めての快挙だ。2022年秋にジュニアの国際大会に参戦して以降、国際大会で一度も負けることなく来た。ジュニアの4シーズンで積み上げた無敗記録は通算39試合に上る。「決して諦めなかったことが4連覇という結果につながったと思います」。濱田美栄コーチとともに積み重ねた4年間の証明だ。
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男子は中田璃士が2連覇 岡万佑子は初出場で銅メダル
男子では中田璃士(TOKIOインカラミ)が2連覇を果たし、日本勢は2年連続のアベック優勝を達成した。女子は初出場の岡万佑子(16・木下アカデミー)が197.17点で銅メダルを獲得。岡田芽依(15・名東FSC)もSP24位から巻き返し177.77点で10位と健闘した。
【女子シングル上位結果】
1位:島田麻央(日本)208.91点
2位:ハナ・バース(オーストラリア)205.39点
3位:岡万佑子(日本)197.17点
来季からシニアに転向予定の17歳。ジュニアで積み上げた4シーズン全勝の記録を携え、いよいよ世界の舞台へと踏み出す。

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