インディアンウェルズで開催中のBNPパリバ・オープン(ATPマスターズ1000)は現地12日、準々決勝が行われた。世界2位のシナーがティエンを6-1、6-2で退け、世界1位のアルカラスはノリーに6-3、6-4で勝利。

両者揃って準決勝進出を決めた。シナーとアルカラスが対戦するとすれば、それは決勝の舞台となる。

【BNPパリバ・オープン】シナーとアルカラスが準決勝へ

シナー、ティエンを圧倒 唯一欠けていたタイトルへ

シナーはアメリカの20歳、ラーナー・ティエンとの準々決勝を66分で制した。試合開始直後、ティエンのダブルフォルトでブレークを奪うと、その後も勢いは止まらなかった。10本のエースを記録し、ファーストサーブ時の得点率は81%に達する安定した内容だった。

マスターズ1000は6大会制覇が可能な最高峰のシリーズ。シナーはすでに5冠を手にしているが、インディアンウェルズだけが唯一の未獲得タイトルとして残っている。悲願達成まであと2勝。準決勝はズベレフ戦。5連敗中の相手を前に、巻き返しを狙う。

アルカラス、今季16連勝継続 3年連続優勝なるか

アルカラスはキャメロン・ノリーを6-3、6-4で下し、今季の連勝を16に伸ばした。試合中に2度のブレークを許す場面もあったが、都合4度のブレークバックで主導権を渡さなかった。

2023年と2024年、2年連続でこの地を制したアルカラスにとって、インディアンウェルズはまさにホームコートだ。今大会では10連勝中。前人未到の3年連続優勝という偉業に挑む準決勝の相手は、メドベージェフとなった。

フェデラー 初の長者番付入り

準決勝の顔ぶれと展望

注目は、もう一方のカードにも及ぶ。ズベレフはこの日、アルチュル・フィスを6-2、6-3で圧倒。マスターズ1000全9大会での準決勝進出はナダル、ジョコビッチ、フェデラー、マレーに並ぶ史上5人目の快挙だ。一方、メドベージェフは前年優勝のドレイパーを6-1、7-5で退け、4年連続の準決勝進出を果たした。

この4者が激突する準決勝は現地14日(土曜日)に予定される。シナーとアルカラスがともに勝ち上がれば、決勝は昨年と同じ顔合わせとなる。頂上決戦への道が、いよいよ開ける。

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