16年間の現役生活に、最後の幕が上がる。長野久義・巨人編成本部参与の引退試合が3月14日(土)、東京ドームで行われる。

対戦相手は北海道日本ハムのオープン戦。18時の試合開始に向け、昨季限りで現役を退いた背番号7が再びグラウンドに立つ。チケットはオープン戦で異例の即完売。長年ファンに愛された「チョーさん」の最後の雄姿を、東京ドームが見届ける。

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2010年、ドラフト1位で巨人に入団した長野は、1年目から正外野手に定着し新人王を獲得。11年には首位打者、翌12年には最多安打のタイトルに到達した。ベストナインとゴールデングラブ賞はともに3度受賞。2019年に丸佳浩の人的補償で広島へ移籍し、2023年にトレードで古巣に復帰。波乱万丈のキャリアを経て、通算1651試合・打率.280・163本塁打・623打点という成績でユニホームを脱いだ。

試合当日は監督・コーチ・選手全員が左袖に引退記念ロゴワッペン「RE5PEC7」が付いたユニホームを着用。来場者全員には「RE5PEC7」がデザインされたスペシャルボードが配布される。試合中には現役16年間の名場面映像も上映される予定だ。

なお、試合終了後には背番号「7」のユニホームを着用した長野氏が場内一周を行う予定となっており、ファンとの最後の別れの時間が用意されている。

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前日の13日付で支配下選手登録された長野氏。ジャイアンツ球場ではマシン打撃や則本昂大投手の速球確認など、引退試合に向けた打撃練習を行った。3月8日放送のTOKYO FMのラジオ番組では「ホームラン狙いますよ。ホームラン打ってゆっくり走りたいですね」と宣言した。セレモニーについては昨秋のファン感謝デーで引退スピーチを済ませているとあって、今回は「試合が終わったあとに場内一周だけ」と球団への希望を語った。あくまでも「プレーで見せる」という姿勢を貫いている。

16年間を締めくくる場内一周、その光景を目に焼き付けたい。

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