MLB通算78勝を誇る韓国のベテラン左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン、38・ハンファ)が13日(日本時間14日)、第6回WBCの準々決勝・ドミニカ共和国戦に先発。強力打線につかまり1回2/3を3安打3失点で降板した。
韓国は0-10の7回コールド負けで敗退。38歳の左腕は試合後、代表からの引退を自ら明言した。
初回三者凡退も2回に崩れ降板
初回はタティスをカーブで見逃し三振に仕留め、3者凡退と上々の立ち上がりを見せた。しかし2回、先頭のゲレーロに四球を与えると、1死からカミネロに左翼線への適時二塁打を浴びて先制を許した。
さらに遊ゴロで2点目、タティスの右前適時打で3点目を奪われたところで降板となった。
試合後「今後は難しい」 代表引退を明言
試合後、柳賢振は今後の代表活動について「今回が最後だと思います。最後が悔しい形で終わってしまいましたが……今後は難しい」と明言した。
「これまでこうして、最後まで共に歩めたことを個人的に光栄に思っています。終わり方は悔しいものでしたが、それでもここまで続けられて嬉しかったです」と明かし、球界の未来へ思いを馳せた。
リュ・ジヒョン監督も「まず第一に『ありがとう』と言いたいです。最年長選手として最後まで最善を尽くしてくれたことを称賛したい」とねぎらった。
監督も全幅の信頼 16年ぶりの大舞台へ
今大会は16年ぶりの代表復帰を果たし、1次ラウンドの台湾戦(3月8日)に先発。
柳志炫(リュ・ジヒョン)監督は準々決勝の先発起用について「柳賢振は柳賢振なので先発に決めた。最も信頼性があるカード」と説明した。登板前夜には「最後の試合にならないよう、決勝まで3試合を投げられるよう最善を尽くす」と覚悟を口にしていた。
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北京金・WBC準優勝 韓国野球の20年を牽引
2006年に19歳でKBOデビューすると最多勝・最優秀防御率・最多奪三振の投手三冠を達成し、新人王とMVPを同時受賞。「怪物」の異名をとった。
2008年北京五輪では金メダルに貢献し、2009年WBCで準優勝。その後はドジャース、ブルージェイズでMLB通算78勝を挙げ、2019年には韓国人初のMLB最優秀防御率タイトルを獲得した。

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