JRAは3月14日、中山9R・房総特別(芝2000m)でノビリシマビジョンに騎乗した戸崎圭太騎手(45)に対し、3月28日から4月5日まで開催日4日間を含む9日間の騎乗停止処分を科したと発表した。この期間中に行われるG1高松宮記念(3月29日)とG1大阪杯(4月5日)には騎乗できない。

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直線で十分な間隔なく先行馬を追い抜く

問題となったのは最後の直線コースにおける進路の取り方。十分な間隔がないにもかかわらず先行馬を追い抜いたとして、不利を受けたロートホルンの加藤征弘調教師から降着の裁決を求める申し立てがあった。審議の結果、着順を変更する事象とは認められず到達順位通りに確定したが、ノビリシマビジョンに騎乗していた戸崎騎手に騎乗停止処分が科された。

高松宮記念はレイピア 大阪杯はダノンデサイルが乗り替わりへ

騎乗停止により、戸崎騎手はG1高松宮記念(3月29日・中京芝1200m)で騎乗予定だったレイピアと、G1大阪杯(4月5日・阪神芝2000m)で騎乗予定だったダノンデサイルに乗れなくなった。注目度の高い2頭の主戦騎手が不在となり、両馬の代替騎手については今後それぞれの陣営から発表される見込みだ。

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開催日4日間に及ぶ重い処分

今回の騎乗停止は9日間(開催日4日間を含む)。期間中は中央競馬への騎乗が一切できない。2つのG1レースを含む重要な開催期間を棒に振る形となった。
戸崎騎手は2024年に皐月賞(ジャスティンミラノ)と有馬記念(レガレイラ)を制すなど、現在も第一線で活躍するトップジョッキーだ。今春のG1戦線での活躍を期待されていた中での、痛い処分となった。

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