4月5日に阪神競馬場で行われるG1・大阪杯(芝2000メートル)に出走予定のダノンデサイルは、坂井瑠星騎手との初コンビで臨むことが3月16日に判明した。安田翔伍調教師がX上で発表した。
【大阪杯】ダノンデサイルの鞍上は坂井瑠星 騎乗停止の戸崎騎手に代わり
戸崎圭太が騎乗停止 進路妨害で大阪杯欠場
3月14日の中山9R・房総特別(4歳上2勝クラス・牝馬限定・芝2000メートル)が発端となった。ノビリシマビジョンに騎乗した戸崎圭太騎手が最後の直線でロートホルンとの間に十分な間隔がないまま追い抜いたとして、JRAは3月28日から4月5日まで、開催日4日間を含む9日間の騎乗停止処分を科した。
ロートホルンの加藤征師から降着の裁決を求める申し立てがあったが、着順変更には至らず確定は到達順位のままとなった。一方で、進路妨害の事実は制裁対象と認定。騎乗停止期間が大阪杯当日と重なり、戸崎は待望の舞台への騎乗機会を失った。
これを受けたファンからは「誰が乗るの?」「本命だったのに」と悲鳴にも似た声が相次いだ。それほどまでに、戸崎とダノンデサイルのコンビは競馬ファンの間で高く評価されていた。
ダービー馬が刻んだ海外G1制覇の歩み
ダノンデサイルは2021年4月6日生まれの牡5歳馬。父エピファネイア、栗東・安田翔伍厩舎の管理馬で、馬主はダノックスだ。2024年の東京優駿(日本ダービー)を制し、翌2025年にはドバイシーマクラシックを勝利して海外G1タイトルも手にした。
今春はドバイシーマクラシック連覇を目標に遠征を予定していたが、出走辞退を決断。
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海外G1二冠の新鞍上が担う大舞台
新たに手綱を任されたのは坂井瑠星騎手(28)。矢作芳人厩舎所属・栗東の俊英で、2025年はフォーエバーヤングでサウジカップとブリーダーズカップ・クラシックを制し、海外G1を2勝した。国内外で実績を積み重ねる、現在の日本競馬を代表するトップジョッキーの一人だ。
ダノンデサイルとは初騎乗となるが、同馬の管理厩舎とも近しい栗東所属であり、G1馬を操る手腕は折り紙付き。突然の大役を前に委縮する雰囲気はない。二頭が初めて息を合わせる4月5日の阪神——。ダービー馬の新たな挑戦から目が離せない。

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