神村学園が横浜を2-0で下した。3月20日、甲子園球場で行われた第98回選抜高校野球大会1回戦。

2年ぶり7回目の出場となった神村学園が、春連覇を狙う前回王者を撃破する番狂わせだ。エース龍頭汰樹の128球、無四球6安打完封が光った。

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3回に2点先制 梶山の犠飛が決勝点に
3回、先頭の平石が内野安打で出塁。犠打で走者を進めると、2番田中翔大が好機を生かした。外角のチェンジアップに合わせ、右中間への適時二塁打で先制。さらに梶山の左前打で1死一、三塁とし、4番川崎怜央の右犠飛で2点目を奪った。
相手は昨春のセンバツを制した横浜のエース織田翔希。150キロ超級の実力を持つ右腕だ。だが神村学園打線は、この回3安打で2点をもぎ取る集中力を見せた。

龍頭が無四球完封 9回2死満塁も最後まで
先発の龍頭は左打者の外角に沈むチェンジアップを武器に横浜打線を翻弄した。初回、2回と得点圏に走者を置かれたが、直球とチェンジアップを内外角に配し、ピンチをしのぐ。5回から8回までは安打を許さなかった。


9回は2安打と死球で2死満塁のピンチを招いた。しかし、最後の打者を空振り三振に仕留める。死球こそ与えたが、無四球での完封勝利。今大会初の完封達成となった。

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横浜は初戦敗退 春連覇の夢絶たれる
横浜は史上4校目の春連覇を狙っていたが、初戦で姿を消す結果に。織田は先発したが8回途中で降板。横浜は継投策も実らず、2失点を喫した。前回王者が初戦で姿を消す波乱の展開だ。
一方の神村学園は、昨秋から高い打力を示してきた。九州大会では昨夏の甲子園王者・沖縄尚学を破るなど、力をつけてきたチームだ。名門相手の快勝で、その成長を証明した形となった。2回戦での戦いぶりに注目だ。

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