第98回選抜高校野球大会第2日の20日、甲子園で1回戦第1試合が行われ、滋賀学園(滋賀)が21世紀枠の長崎西(長崎)を5-4で下した。滋賀学園は2017年以来、9年ぶりのセンバツ白星を手にした。

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5回に吉森の決勝三塁打 4-4から勝ち越し

4-4の同点で迎えた5回無死二塁。3番・吉森爽心内野手(3年)が初球を振り抜き、ライトオーバーの適時三塁打で勝ち越しに成功した。

「勝負強い打撃が持ち味です。初球は絶対振ろうっていう気持ちでした」。試合後、吉森はこう振り返る。「普通だったらバントの場面。任せてもらえたので自分が打つしかないと思った」と主砲の意地を見せた。

昨年のセンバツにもスタメン出場していた吉森。1年越しのリベンジを果たす値千金の一打となった。

接戦を制した投手リレー 伴田が好救援

先発の土田義貴投手(3年)は制球が定まらず、3回までに3失点で降板。しかし、4回から登板した2番手の伴田蒼生投手(3年)が6回を1失点に抑える好救援を見せた。

5回以降は2安打無失点の粘りの投球。

堅実な守りとともに接戦をものにした。

打線も奮起した。1回に中野壮真内野手(3年)の2点適時打で先制すると、3回にも吉森の犠飛などで追加点を挙げる。序盤からシーソーゲームの展開となったが、最後まで自分たちの野球を貫いた。

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長崎西は75年ぶりの白星ならず

75年ぶり2回目の出場となった長崎西は、前回1951年大会で4強入りの実績を持つ。

初回に押し出し四球で先制すると、3回には適時打で逆転。4回にも暴投で同点に追いつくなど、足を絡めた攻撃で滋賀学園を苦しめた。しかし、5回の失点後は再三チャンスを作るも、あと一本が出ず敗戦となった。

2年連続4度目の出場となった滋賀学園は、24日の2回戦で八戸学院光星(青森)と対戦する。過去最高成績は2016年の8強。さらなる勝ち上がりを目指す。

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