ドイツ2部カールスルーエのFW福田師王が、劇的な逆転ゴールでチームを救った。3月20日に行われたブンデスリーガ2部第27節グロイター・フュルト戦。

1-1の同点で迎えた後半アディショナルタイム、福田が決勝点を叩き込み、カールスルーエは3-1で快勝。3試合ぶりの白星を手にした。

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後半AT3分、ポスト直撃の決勝弾

試合は1-1の均衡状態で後半終盤を迎えた。後半36分から途中出場していた福田にとって、ここが正念場だった。

迎えた後半アディショナルタイム3分、カールスルーエのセットプレーから左右に揺さぶった流れ。ファーサイドに走り込んだ福田がヘディングで合わせると、ボールは左ポストに当たりながらゴールネットを揺らした。2-1の逆転弾。さらにチームは1点を追加し、3-1で勝利をものにした。

10試合ぶり2得点目、苦境からの一撃

21歳の福田にとって、今季2得点目は大きな意味を持つ。今夏、ボルシアMGから買い取りオプション付きの1年間レンタルでカールスルーエに加入したが、出場機会を探る日々が続いていた。

前回の得点は12月20日のボーフム戦。86分に同点ヘディングシュートを決め、5連敗を止めた一発だった。

約3カ月ぶりの得点。今回はチームを勝利に導く決勝点となり、苦しい立場からの巻き返しを印象づけた。

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8位のまま、プレーオフ圏へ正念場

カールスルーエは3-1の快勝で3試合ぶりに勝ち点3を獲得したが、順位は8位のまま。2部の上位2チームが1部自動昇格、3位がプレーオフ進出という熾烈な争いの中で、現在の位置は微妙だ。

福田は神村学園高校卒業後、Jリーグを経ずに2023年にボルシアMGに加入。2025年1月にブンデスリーガ初ゴールを記録したが、出場機会を求めて武者修行の道を選んだ。持ち前の跳躍力を生かしたヘディングが武器の21歳は、ここからが勝負どころとなる。劇的ゴールを転機に、スタメン奪取への道が開ける。

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