3年ぶりに開幕時点で二刀流体制に戻る見通しとなった。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は20日(日本時間21日)、大谷翔平投手が開幕からローテーションに入る見通しを示した。
【画像】二刀流復活 大谷翔平 開幕ローテ入りへ 3年ぶりに投打で開幕体制へ
オープン戦でも証明した本物の状態
その根拠となったのが直前の登板だ。18日(同19日)、ジャイアンツとのオープン戦に先発した大谷は4回1/3を投げ、1安打無失点。最速99.9マイル(約160.8キロ)を計測し、4奪三振を奪った。WBCの激闘から4日、チームに再合流してわずか1日での登板となった。
初回は3者凡退と安定した入り。2回は先頭打者に二塁打を許したものの、後続を力押しに打ち取り得点は与えなかった。3回は死球と四球でピンチを招く場面もあったが、最速99.9マイル(約160.8キロ)を叩き込み、後続を断つ。制球が乱れる場面でも粘り強く立て直す投球だった。試合は5-1でドジャースが勝利し、大谷に今季初勝利がついている。ロバーツ監督は登板内容への手応えを示し、調整が順調に進んでいることを認めた。
手術なしのオフが生んだ開幕二刀流
2023年以来となる開幕二刀流体制の背景には、充実したオフがある。大谷は昨シーズン、右肘手術明けのためドジャース1年目を打者専念で過ごした。6月に約2年ぶりの投手復帰を果たすと、14試合で47イニングを投げ、防御率2.87、62奪三振を記録した。今オフは投打の調整に専念できる環境が整った。WBCでは球団との約束で打者に専念しながら、並行してシーズンに向けた投球練習を積んできた経緯がある。
ロバーツ監督は、開幕当初は5人ローテーションで回しつつ、シーズンを通じては6人ローテーションの併用も視野に入れていることを示している。大谷の登板間隔には余裕を持たせる可能性があり、昨シーズン同様に首脳陣が負担を調整しながら起用する方針だ。なお、開幕戦の先発投手には山本由伸が指名されており、大谷はその後のローテーションに入ることになる。
開幕前ラストマウンドはエンゼルス戦へ
次回登板は22~24日(同23~25日)に行われるエンゼルスとのフリーウェイ・シリーズが有力だ。ロバーツ監督は開幕前の最終登板を確認した上で、ローテーションの詳細を決める方針を示している。
3月26日のシーズン開幕戦はアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦。2連覇中のドジャースが史上初の3連覇を狙うシーズン、大谷の二刀流がその中心軸を担う。

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