3月21日の東京ドーム。巨人のトレイ・キャベッジ外野手が、楽天との開幕前最後の3連戦初戦で初回先頭打席に立ち、今季オープン戦初本塁打を放った。

打球速度185.6キロ、飛距離132.3メートルという驚異の数値を叩き出し、東京ドームをどよめかせた。

【画像】巨人・キャベッジが初回先頭打席で先制アーチ

東京ドーム5階に着弾した特大の数値

相手先発・滝中が投じた内角高めの直球を、キャベッジはきれいに振り抜いた。打球は右翼の5階バルコニー席へと飛び込み、先制パンチに沸き返る東京ドーム。打球速度は185.6キロ、飛距離は132.3メートルを記録した。

見逃せないのが数値の圧倒的なスケールだ。185.6キロという打球速度は、力任せに引っ張っただけでは出せない領域。スイングの精度と身体能力の両輪があってこそ叩き出せる数字だ。

阿部監督が示す1番起用の意図

前日20日の試合でも1番に置いた阿部監督は、起用の意図について「自由に打たせたいというのもあるし、相手に多少のプレッシャーをかけていきたい」と語った。

昨季の開幕は2番でスタートし、39試合で4番も務めたキャベッジ。1番での出場も1試合あったが、今季はその主砲を初回から相手バッテリーに向かわせる構想だ。開幕オーダーについても、阿部監督はその可能性を示唆している。

【画像】プロ野球 開幕6日前の各球団状態——仕上がりの明暗が出始めた

昨季チームトップ17本から今季へ

来日1年目の昨季は17本塁打とチームトップの長打力を発揮した。

後半戦は打率.306をマークするなど、日本の野球への適応力も見せた。

今季もキャベッジがV奪回の打線を引っ張る中心であることは変わらない。その主砲が1番として試合の先頭に立ち、初球から相手を脅かす。開幕オーダーの最終決定まで、巨人打線の組み方から目が離せない。

編集部おすすめ