1年目に新人王、2年目に左肘の故障。埼玉西武ライオンズの左腕・武内夏暉(24)が、3年目のシーズンを迎えた。

オープン戦での好投を重ね、開幕投手候補として注目が集まる今、あの輝きの再現を多くのファンが待ち望んでいる。

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伝説のルーキーイヤー 10勝・新人王の実績
2024年、21試合に登板して10勝6敗、防御率パ・リーグ2位の2.17を記録した。球団の新人としては2007年の岸孝之以来となる2桁勝利と規定投球回到達。パ・リーグの有効票数259票中242票を集め、圧倒的な得票率でパ・リーグ最優秀新人賞に輝いた。
際立ったのはコントロールの精度だ。与四球率1.36という非常に優れた数字を残し、K/BBはリーグ2位の4.86に達した。テイクバックで左腕が隠れる独特のフォームから多彩な球種を精密に投げ込むスタイルは、パ・リーグの打者たちを翻弄し続けた。チームが最下位に沈む中、若き左腕の10勝はライオンズにとって一筋の光だった。

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新人王の翌年 故障が奪った2年目
3年目の逆襲を語るには、2年目の痛みを振り返らなければならない。2025年1月の自主トレ期間に、左肘内側側副靭帯の不全損傷と診断された。この故障が響き、昨季は登板12試合にとどまった。防御率は5.26にまで悪化し、新人王に輝いた前年とは別人のような数字となった。


イニングを消化するにつれて投球が乱れ、本人も「本来とは程遠い投球内容」と振り返るシーズン。それでも手術を選ばず、コンディションを整えながら戦い抜いた。苦しんだ経験が、今季へのエネルギーへと変わっている。

完全復活を証明するオープン戦 開幕へ向けた仕上がり
待望の3年目、仕上がりは上々だ。3月13日のオープン戦では4回61球無失点2奪三振の好投を披露。続く3月20日には6回9奪三振1失点と、さらに状態を上げてきた。球のキレ、制球の精度、いずれもルーキーイヤーの面影を取り戻しつつある。
2025年は左肘の故障で12試合の登板にとどまったが、今季は万全のコンディションで開幕を迎える見込みだ。3年目の武内に求められるのは、1年間ローテーションを守り続けること。その精度が戻れば、最多勝や最優秀防御率といったタイトルが視野に入ってくる。

1年目の「10」勝から2年目の「12」試合登板へ、そして3年目の逆襲へ。武内夏暉の左腕が本格的に動き出す。

開幕3月27日、その答えがグラウンドで示される。

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