世界ランク15位の大坂なおみが、勢いある若手の前に力及ばなかった。日本時間3月22日、WTA1000「マイアミ・オープン」女子シングルス2回戦で、第16シードの大坂(28)が世界ランク68位・予選勝者のタリア・ギブソン(オーストラリア・21)に5-7、4-6でストレート負けを喫した。
シード選手は1回戦がBYE免除のため、大坂にとってこの2回戦が今大会の初戦。3年連続9度目(2016年予選敗退を含む)の出場で、初戦での早期敗退となった。
5-5からブレーク許し第1セット落とす
試合は互いに簡単にサービスゲームをキープし合う拮抗した展開が続いた。第1セットは5-5まで一進一退だったが、そこからギブソンが今試合初のブレークに成功して7-5で先取した。大坂が先にリードを奪う場面は作れなかった。
第2セットに入るとギブソンはさらにギアを上げ、2-0と即座にリードを広げた。残りのサービスゲームをきっちりキープして4-6でセットも取り切り、試合時間1時間27分で決着した。格下の予選勝者相手に主導権を渡したまま、大坂は反撃の糸口をつかめなかった。
インディアンウェルズ8強 21歳の快進撃
ギブソンはこの試合の直前、WTA1000「インディアンウェルズ」で予選から6試合を勝ち抜きベスト8進出を果たしたばかり。その勝ち上がりの道では第7シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を含むトップ20の選手3人を撃破するという快進撃を演じていた。好調の波に乗ったまま、マイアミのコートに乗り込んできた21歳だった。
大坂とギブソンはこれが2度目の直接対決。
2022年は準優勝 地元マイアミで続く苦戦
大坂にとってマイアミはフロリダ育ちということもあり縁の深い舞台だ。2022年の同大会では準優勝の成績を残したが、その後は上位進出が果たせていない。前年の2025年大会は4回戦でパオリーニに逆転負けを喫しており、今年もその壁を超えることはできなかった。
一方で昨シーズンの大坂はモントリオール(WTA1000)準優勝、USオープン4強入りとハードコートで安定した実績を積み、世界ランクを15位まで回復させている。今年も好調なシーズンが期待されていたが、マイアミでは力を発揮できなかった。
28歳の大坂の巻き返しが、次の舞台で問われる。

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