ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケート・ペアで日本人初の金メダルを獲得した三浦璃来選手(24)に、出身地の兵庫県宝塚市が市民栄誉賞を授与する方針を明らかにした。3月26日の市議会本会議に提案される予定で、同意されれば宝塚歌劇団以来12年ぶり2例目、個人への授与は初めてとなる見通しだ。

三浦璃来に宝塚市民栄誉賞 個人受賞は初 歌劇団以来12年ぶり2例目

金メダルが生んだ個人初の栄誉

宝塚市の市民栄誉賞は、スポーツや文化などで特に顕著な功績を収めた市にゆかりのある個人・団体に贈られる賞だ。2014年に市制60周年と宝塚歌劇団創立100年を記念して創設され、第1号として宝塚歌劇団が選ばれた。今回が2例目となる節目の贈賞となる。宝塚市は、三浦選手の選定理由として今回の五輪金メダルに加え、国際スケート連盟が主催する主要国際大会を制覇する「グランドスラム(ゴールデンスラム)」の達成などを挙げた。

フリーで世界歴代最高得点 大逆転の金

ミラノ・コルティナ五輪のペア個人戦で、三浦選手はパートナーの木原龍一選手(33)とともにショートプログラム5位から逆転。フリーで158.13点という世界歴代最高得点をマークし、日本人初の金メダルを手にした。団体戦でも銀メダルを獲得している。3月2日には故郷・宝塚市役所を訪れ、森臨太郎市長から花束を受け取った。「宝塚市民として、オリンピックでメダルを取れたことを心からうれしく思う」と喜びを語った三浦選手。両親には「この20年間、支えてくれてありがとう」と感謝を伝えた。

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「りくりゅう」それぞれの故郷が称える

ペアを組む木原龍一選手(33)も、出身地・愛知県東海市から市民栄誉賞の贈賞が決定している。二人がそれぞれ故郷から最高の栄誉を受ける形となった。

三浦選手は宝塚市出身で、地元ゆかりの選手として知られる。両親は現在も宝塚市在住だ。歌劇の街・宝塚が誇る金メダリストへ、故郷からの最大の賛辞が贈られる。

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