パドレスの右腕、ダルビッシュ有(39)が25日(日本時間26日)、制限リストに入った。今季の登板はなくなる見通しだ。

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40人枠を離脱 補強資金も浮上

制限リストとは、選手が出場停止処分を受けた場合や個人的な事情でチームを離れる際に登録されるものだ。登録期間中はメジャー40人枠から外れ、球団が保有権を持ち続ける一方、選手はFAとして他球団への移籍はできない。
今回の措置によって40人枠が1つ空き、パドレスはタイ・フランス内野手とウォーカー・ビューラー投手をその枠に加えた。金銭面でも影響は大きい。2026年に1500万ドル(約23億9100万円)の年俸を受け取る予定だったが、制限リストに入ったことで給与支払いの義務もなくなる。空いた補強資金をどう活用するか、球団の動向も注目される。

昨秋に2度目の右肘手術 残契約3年の行方は

昨年10月、ダルビッシュは2度目の右肘手術を受けた。今季全休は避けられない状況だ。パドレスとは2028年まで3年総額4300万ドル(約68億3700万円)の契約が残っているが、右肘の手術からの本格復帰を目指すかどうかは不透明なままだ。
実績を振り返れば、レンジャーズ、ドジャース、カブス、パドレスの4球団でMLB13シーズンを過ごしてきた。日米通算208勝は歴代最多。その右腕が今、岐路に立っている。

なお、2024年7月にも「家族に関する個人的な事情」で制限リスト入りしており、今回が2度目の登録となる。現時点で引退を表明する兆候はない。

注目は本人の発信だ 「引退はまだ決めていない」

ダルビッシュは自身のSNSで現状を説明している。「自分の引退の報道が出ているので簡単に説明します。パドレスとは昨年から契約破棄する方向で話をしていますが引退はまだ決めていません」と投稿。「現時点ではまだパドレス、選手会、代理人と話が詰められていない状態です」と明かした。
さらに今後への意欲も示した。「しっかりリハビリをやり抜き、心身ともに試合で投げられるなと思えばまた一から勝負したいなと考えています」と綴っている。引退か現役続行か。その判断はリハビリの進み具合に委ねられている。

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日米通算204勝。歴代最多の記録を持つ右腕が、どんな決断を下すのか。

ダルビッシュ有の第二章に注目だ。

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