前半を8点ビハインドで折り返したゴールデンステート・ウォリアーズが、最終クォーターに爆発した。ブルックリン・ネッツを109-106で下し、逆転勝利を収めた(日本時間3月26日)。

3クォーターを通じてリードを許し続けたウォリアーズが、第4Q32-20の圧倒的な得点で試合をひっくり返した。

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チームを牽引したギ・サントス31得点

この日、最も輝いたのはフォワードのギ・サントスだ。フィールドゴール成功率68.8%(16本中11本成功)、3ポイントも6本中4本と高精度な攻撃を披露し、チームトップの31得点を記録した。インサイドも積極的に攻め、ペイント内では10本中7本を沈めている。チームが苦しんだ前半から得点を重ね続け、逆転劇の中心を担った存在だ。

第4Qで勝負が決まった

クォーター別スコアを見れば、勝敗の分岐点は一目瞭然だ。1Q(25-30)、2Q(25-28)、3Q(27-28)と、3クォーターを終えてウォリアーズは合計11点のビハインド。それでも最終クォーターで32-20と圧倒し、一気に逆転した。
注目は2年目のブランディン・ポジェムスキーだ。22得点・5アシストにフリースロー8本全成功と安定したパフォーマンスを見せ、勝利を手繰り寄せた。デ・アンソニー・メルトンも14得点・9リバウンド・4スティールとオールラウンドに活躍。クリスタプス・ポルジンギスは17得点を挙げ、フリースロー獲得でもリズムを作った。


一方のネッツは、ジアレ・ウィリアムズが19得点・6スティールと奮戦。ベン・サラフも14得点・7アシストで攻撃を組み立てた。ベンチ陣も51得点と奮闘し、最後まで接戦に持ち込んだ。それだけに、最終クォーターに20点しか奪えなかった失速は痛かった。

勝敗を分けたインサイドの差

チームスタッツにも勝因が表れている。ウォリアーズはペイント内得点52に対し、ネッツは44。フリースロー獲得数もウォリアーズ36本に対してネッツ21本と、インサイドの攻防で大きな差が生まれた。ウォリアーズはスティール11個でネッツのターンオーバーを誘発し、16得点を積み上げた。ターンオーバー26個という課題を抱えながらも、守備でカバーする粘り強さが光った試合だった。
ネッツはベンチ陣51得点という数字が示すように、若い戦力が存在感を発揮しつつある。ただ肝心な場面での失速は、シーズン終盤に向けた課題として残った。

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第4Qに本領を発揮したウォリアーズ。

プレーオフレースが佳境を迎える中、土壇場での爆発力が最大の武器になりそうだ。

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