オリックスの主砲・杉本裕太郎外野手(34)の開幕2軍が3月25日に決まった。オープン戦での不振に加え、慢性的な痛みを抱える両膝のコンディション不良も判断材料になったとみられる。

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OP戦15打数1安打 打率.067の苦闘
今季のオープン戦で杉本は15打数1安打と不振が続いた。打率は.067。チームの主軸として長年1軍で戦い続けてきた男が、開幕前から結果を出せずにいた。
"再調整"が課せられた3月24日のファーム・阪神戦(京セラD)でも3打数無安打。開幕直前まで、精彩を欠いた状態が続く。

持病の患部が悪化 2021年から抱えてきた不安
注目すべきは、不振の背景だ。両膝の状態不良がコンディションに影響しており、岸田監督も「ちょっと下半身が悪いんです」と説明している。患部への不安は32本塁打で初の本塁打王に輝いた2021年から続いていた。それでも主軸として1軍で奮闘し、2025年は4年ぶりに規定打席をクリア。チーム最多の16本塁打を記録した。「ラオウ」の愛称で知られる大砲が、満身創痍で戦い続けてきた事実が改めて浮かぶ。

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万全の復活を待つ 監督が示した絶対的な信頼
杉本は、岸田監督から「いてもらわないと困る」と復帰を待つ言葉をかけられたことを明かした。

降格ではなく、完全復活への道を整えるための決断だ。本人も「思うような動きができていないので…。しっかり治してからまた、頑張りたい」と強調した。20年以来、6シーズンぶりの開幕2軍スタート。それでも、その表情に迷いはない。
ラオウが万全の状態で戻るとき、その一打がチームを動かす。

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