「逆の足を検査していたんだ」――。レアル・マドリードの医療スタッフによる誤診疑惑が一部メディアで報じられ、波紋を広げた。

当のエムバペ本人は「100%回復した」と明言し、騒動の沈静化を図っている。これまでの経緯と現状を整理する。

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「逆の足を検査」 一部メディアが疑問を呈した経緯

2025年12月の試合でエムバペは膝を痛めたとみられている。その後の検査・診断の過程については、英メディア『The Athletic』やフランスの「RMC Sport」などが対応への疑問を相次いで報じた。ただし、クラブが医療ミスを正式に認めた公式発表はなく、詳細は明らかになっていない。12月31日にはクラブから「左膝捻挫」とするメディカルレポートが公表されている。

複数試合に出場継続 回復へ向けた調整を経て復帰

その後もエムバペは複数試合に出場を続けた。コンディション面への懸念を指摘する声もあったが、クラブ側から出場判断に関する公式説明はない。後に別途検査を受けたとされ、パリでの専門医による回復プログラムを経て、現在はチーム活動に復帰済みだ。クラブ内部の体制についても見直しの動きがあったと一部で報じられているが、公式に詳細が明かされているわけではない。

本人は「100%回復」 今シーズン38ゴールで存在感

本人は一連の報道に正面から向き合った。「膝は大丈夫です。

良くなってきています。多くの憶測が飛び交い、誤った情報が流れていたことは承知しています」と語り、「私は100%回復しました」と力を込めた。現地3月22日のアトレティコ・マドリード戦ではメンバー入りを果たし、今シーズン公式戦35試合で38ゴール・3アシストという数字を残している。疑惑の真相は依然として不透明だが、本人の言葉と現場復帰の事実が現在地を示す。

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復帰を果たしたエースのコンディションがどこまで戻るのか。そしてクラブが医療体制への信頼をいかに再構築するのか。二つの問いへの答えが、これからのマドリーの戦いに直結する。

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