日本代表の対戦相手が、ここで決まる。FIFAワールドカップ2026欧州プレーオフのパスBには、ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアが入っており、このパスの勝者が本大会グループFで日本と同組になる。

オランダ、チュニジアと顔を揃えるグループFの最後の1枠。4チームが1枠を懸けて争う注目のパスだ。

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パスBの対戦カードと日程

準決勝は日本時間2026年3月27日の4:45キックオフ。ウクライナ対スウェーデン、ポーランド対アルバニアの2試合が同時並行で行われる。両試合の勝者が4月1日の決勝に進み、出場権をつかむ形式だ。
一発勝負のトーナメント。引き分けは延長・PKで決着をつける短期決戦であり、実力差より当日のコンディションや集中力が左右する一面もある。グループステージで逃した出場権を賭けた、退路なき戦いが始まる。

4チームの特徴と注目点

最も総合力が高いとみられるのがウクライナだ。ジンチェンコら欧州トップクラブで活躍するタレントを擁し、強固な守備と速攻を兼ね備える。戦禍のなかで戦い続けてきた経緯があり、チームの士気と団結力は別格だ。予選のグループステージでは首位には届かなかったが、経験豊富な選手が多く、プレーオフの一発勝負には強さを発揮しやすいタイプといえる。


対する相手はスウェーデン。イサクら世界的なタレントを擁するが、予選での成績は3勝1分4敗と苦しんだ。本来はプレーオフ圏外だったが、UEFAネーションズリーグの成績で出場権を確保した経緯がある。グレアム・ポッター新監督のもとで守備の立て直しを図っており、プレーオフ本番での変貌に注目が集まる。

もう1試合はポーランド対アルバニア。ポーランドはレヴァンドフスキを絶対的な軸に、欧州トップクラブの選手が揃うタレント集団だ。高速カウンターが持ち味だが、欧州予選では攻撃が機能せず苦戦。監督交代も経験し、本大会直前のプレーオフで真価が問われる。アルバニアはアスラニらセリエAで活躍する選手がチームを支え、守備的・組織的な戦術を徹底する粘り強さが武器だ。得点力には課題があるが、堅守を軸にした一発勝負での躍進は侮れない。

日本が対戦するのはどのチームか

日本目線では、勝ち上がってくる相手によって本大会グループFの色合いが大きく変わる。ウクライナが来れば組織的な守備と速攻、ポーランドならレヴァンドフスキという唯一無二の個を封じる戦いが待つ。

スウェーデン戦はイサクへの対応が鍵になり、アルバニアとは堅守崩しが課題となる。いずれの相手も一筋縄ではいかない強敵揃いだ。

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森保監督は本大会の組み合わせ抽選後、「非常に厳しいグループ」と語っていた。パスBの4チームは、その言葉の重さをさらに裏づける顔ぶれだ。4月1日の決勝が終わったとき、日本の仮想敵の顔が確定する。グループFの全貌が明らかになる瞬間まで、目が離せない。

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