球団創設90周年の幕開けに、痛恨のサヨナラ負け。3月27日、敵地マツダスタジアムで行われた広島との開幕戦で中日が5対6と敗れた。
【画像】【中日】9回4点差をひっくり返され逆転サヨナラ負け 3年連続開幕戦黒星 アブレウは抹消へ
9回に4点差が消えた アブレウ炎上の誤算
5対1で迎えた9回裏、指揮官の井上一樹監督が「勝ちパターンを確立する意味合い」としてアブレウをマウンドに送った。しかし、ファビアン・菊池への連打と坂倉への四球で無死満塁のピンチを招き、代打モンテロに中前2点適時打を浴びて2点差に詰め寄られた。さらに平川の左翼線への2点適時二塁打で、あっという間に同点とされた。4点差はわずか数分で消えた。
この回は藤嶋がしのいで延長戦に突入したが、10回に登板した勝野が先頭打者への四球からピンチを招き、2死一・二塁から勝田に右翼線へのサヨナラ打を浴びた。
柳の粘投と石伊の4安打が報われなかった
2年ぶり2度目の開幕マウンドに上がった柳裕也は会心の投球を披露。オープン戦で防御率9点台と不安定だったが、本番では6イニングを6安打1失点でまとめた。自身初の開幕戦勝利まであと3イニング、という粘投だ。
打線も序盤から勢いがあった。2回に石伊の右中間二塁打と村松の左中間適時三塁打、カリステの適時中前打で2点を先制。
注目は石伊雄太だ。この日4安打を記録し、パウエル以来33年ぶりとなる開幕4安打の快挙を達成した。攻守ともに奮闘したその働きが、最終的に報われなかったことは痛恨だ。
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アブレウ登録抹消へ
試合後、悪報が相次いだ。登板途中にぎっくり腰を発症していたことが判明したアブレウ。井上監督は「投げている途中で異変があったらしく、早めに言ってほしかった。ぎっくり腰だったら明日もちょっと難しい」と話し、登録抹消の見通しを示した。
試合後、アブレウはカリステとルイス通訳に両腕を支えられながら球場を後にした。絶対的守護神・松山の離脱により今季から代理守護神を務めていた存在だ。その穴がシーズン初戦から生じることになる。
90周年の節目に3年連続の黒星スタートとなった中日。

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