3月27日、京セラドーム大阪で行われた2026年プロ野球パ・リーグ開幕戦で、楽天がオリックスに10-0で大勝した。先発の荘司康誠がプロ初の開幕投手として8回105球9奪三振の快投を披露。

打線も序盤から爆発し、16安打に先発全員安打と申し分のない内容で、楽天が3年ぶりの開幕白星を手にした。

【開幕戦結果】楽天がオリックスに10-0大勝 荘司8回無失点&猛攻で3年ぶり白星発進

荘司康誠 初開幕投手で8回無失点の快投
大役に堂々と応えた。プロ4年目にして初めて開幕マウンドを任された荘司は、8回を通じてオリックス打線を完封。105球で9奪三振を記録し、一度もリードを脅かされることなく試合をコントロールし続けた。
序盤から制球が安定していた。力のある球を低めに集め、オリックスの各打者に的を絞らせない投球を展開。中盤以降も崩れることなく、8回のマウンドを降りた場面では球場から大きな歓声を浴びた。試合後、荘司は「大量点をもらって投げやすかった」と振り返った。
9回は九谷瑠がプロ初登板で無失点に締め、完封リレーが完成。投打ともにかみ合った楽天にとって、これ以上ない開幕となった。

1・2回で8点を奪う マッカスカーが4打点で打線を牽引
序盤の猛攻が試合を決めた。1回、楽天は1死二、三塁の好機に4番マッカスカーが左翼へ来日初安打となる2点打を放ち先制。

続く2回にはボイトが左翼線へ適時打を放つと、マッカスカーも左翼フェンス直撃の2点長打を重ねた。さらに黒川・浅村も適時打を連ね、4者連続タイムリーで一挙6点を奪った。この2イニングで計8点。オリックスの開幕投手・宮城を2回途中でマウンドから降ろした。
7回2死からも中島・太田光・小深田の3連打で追加点。最終的に16安打と先発全員安打を達成し、楽天は開幕戦で2ケタ10得点を記録した。マッカスカーはこの試合だけで4打点を叩き出し、新外国人として鮮烈な来日初戦となった。

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宮城 3年連続開幕投手が2回途中8失点で降板
一方、オリックスにとっては痛恨の幕開けとなった。3年連続3度目の開幕投手を任されたエース・宮城大弥は、初回から2点を失い、2回には連続適時打を浴びて一挙6失点。計8失点で2回途中に降板した。自己ワーストに並ぶ失点数とされる想定外の大炎上。WBCを終えてチームに合流したエースが、結果を出せない幕開けとなった。

宮城は試合後、「申し訳ない」と悔しさをにじませた。
オリックスは3年連続の開幕戦黒星。エースの誤算を早急に修正できるかが、今季浮沈の焦点となりそうだ。
3年ぶりの開幕白星を大勝で飾った楽天。一方のオリックスは、エースの立て直しを急ぐシーズンの幕開けとなった。両チームの2戦目以降から目が離せない。

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