球団64年ぶりの新人開幕投手が、プロデビュー戦で歴史に名を刻んだ。3月27日、東京ドーム。
プロ初球145キロ 直球勝負で立ち上がりを切り抜ける
記念すべきプロ初球は、高め145キロの直球だった。1番・近本を中飛に仕留め、64年ぶりの大役は静かに幕を開けた。2死から3番・森下に三遊間を抜かれて初安打を許したが、4番・佐藤を左飛に仕留めて無失点。初回12球のうち変化球はわずか1球だけで、11球が直球という強気の組み立てだった。
その裏、1番のキャベッジが右翼席へ先頭打者アーチ。先制の援護をもらった2回以降はスライダーにチェンジアップも解禁し、球種の幅を広げる。2回に7番・小幡から148キロ外角直球で空振りを奪ってプロ初三振を記録した。3回には近本も空振り三振に仕留め、序盤3回を2安打無失点でまとめた。
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唯一のピンチは4回 最少失点で切り抜けた胆力
試合が動いたのは4回だ。
その裏にダルベックがバックスクリーンへ来日1号ソロを放ち再び2点差。5回以降は安打を1本も許さず、6回を79球で投げ切った。降板してベンチに戻ると、出迎えた阿部慎之助監督と力強く握手を交わした。
「バッターと勝負できた」 監督も「素晴らしい」と称える
「バッターと勝負することができたのは良かった。次の登板に向けてしっかり準備したいと思います」。試合後、竹丸は自らの言葉でこう語った。お立ち台では「最初は緊張したんですけど、無事勝てたのでほんとに今はほっとしています」と第一声。「岸田さんのサイン通りに投げただけなので、岸田さんに感謝したい」と、主将の岸田行倫捕手への感謝も忘れなかった。
「すごくうれしい。
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新人の開幕投手は1962年・城之内邦雄以来、球団64年ぶり3人目。その上、開幕戦勝利は球団史上初だ。次の登板は4月3日のDeNA戦。最高の出発点をつかんだ鷺宮製作所出身の24歳が、次のマウンドへ向かう。

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