巨人の新外国人投手・フォレスト・ウィットリーが、3月31日開幕の中日3連戦(バンテリンドームナゴヤ)でのマウンドが報道ベースで有力視されている。もう1人の新外国人・ブライアン・マタとの外国人枠の兼ね合いもあるが、2カード目の中日戦でどちらかが登板するとの見方が広がっている。

なおNPBの予告先発は3月30日時点で公式未発表のため、登板が確定し次第の確認が必要だ。V奪回を狙う巨人にとって、待望の一登板となりそうだ。

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MLBドラ1右腕 ウィットリーとは何者か
ウィットリーは1997年9月15日生まれ、テキサス州サンアントニオ出身。2016年のMLBドラフトでアストロズから全体17位指名という、高い評価を受けてプロ入りした右腕だ。身長201センチの長身から投げ込む最速160キロ前後のフォーシームに加え、多彩な変化球を操る。

順風満帆ではなかったキャリアも触れておく必要がある。2021年3月にトミー・ジョン手術を受けるなど、故障期間は長かった。2024年からリリーフに転向してメジャーデビューを果たし、シーズン途中にはレイズへも移籍している。ただしAAAでは13登板で防御率2.60の好成績を記録しており、先発再挑戦への下地は十分に整えてきた。2025年12月16日に巨人への入団が発表され、背番号は26。

先発陣の課題が今季補強の出発点に
ウィットリー獲得の背景には、巨人の投手事情がある。2025年シーズン、先発陣で2桁勝利を達成したのは山崎伊織(11勝)のみ。

2季連続の開幕投手を務めた戸郷翔征は8勝9敗と負け越し、期待された左腕・井上温大も4勝8敗と伸び悩んだ。リーグ3位に終わった一因が、ローテーションの不安定さにあったことは否めない。

そこで迎えた2025年オフ、球団は投手補強に集中投資した。開幕ローテーションの枠をめぐりウィットリーとブライアン・マタらが争っており、新外国人コンビへの期待は大きい。

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中日3連戦で見えてくること
注目はNPBの打者に速球が通用するかどうかだ。AAAでは好成績を残した一方、メジャー通算では防御率10.57と結果を残せなかった経緯がある。ここからの適応スピードが問われる一戦となる。

外国人補強によって枚数は確実に増えており、ウィットリーが評判通りの実力を発揮できれば、先発陣の底上げも大きく進む。201センチから投げ込む快速球は、コンタクト重視の中日打線と好対照。バンテリンドームでのNPB初登板に、早くも注目が集まる。

V奪回へ、160キロ右腕が動き出す。

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