ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が「2番・一塁」で先発出場したが、今季初のノーヒット。デビューからの連続試合安打は「5」でストップした。

大差のついた6回裏に途中交代。指揮官は「少し休ませる意味もあった」と、休養目的での交代であることを試合後に明かした。

【画像】【MLB】村上宗隆、サイ・ヤング賞右腕に屈し連続試合安打「5」でストップ 指揮官は休養目的の交代を明言

サイ・ヤング賞右腕に3打席2三振

マーリンズの先発は2022年にサイ・ヤング賞に輝いたサンディ・アルカンタラ(30)。23年10月にトミー・ジョン手術を受けた影響で24年は全休し、25年に復帰。今季は復帰2年目のマウンドだった。この日は村上との対決にも注目が集まった。

第1打席は中飛。3回表の第2打席は空振り三振。6回表の第3打席も空振り三振を喫した。3打席でアルカンタラの前に屈した。

チームも沈黙した。アルカンタラは93球で9回3安打無失点の完封を達成。

100球未満での完封を意味する「マダックス」も成し遂げた。試合はマーリンズが10-0と圧勝。ベナブル監督は「単純に相手投手が良すぎた。こちらは何もできなかった」と脱帽した。

指揮官が明かした途中交代の理由

6回裏の守備から村上はベンチへ退いた。試合後、ウィル・ベナブル監督(43)は「試合展開もあっての交代だね。彼はずっと試合に出続けているので、少し休ませる意味もあった」と休養を目的とした交代であることを説明した。

けがや不調を示すコメントは一切なかった。監督は試合後、ここまでの村上について選球眼の良さや打球の強さ、守備走塁を含めて高く評価した。途中交代はあくまで長期起用を見据えた采配であり、首脳陣の信頼に揺らぎはない。

【画像】【村上宗隆】MLB公式も歴史的スタートと記録 開幕3試合連続本塁打もチームは3連敗

開幕5試合で築いた実績と課題

連続試合安打「5」でストップとなったが、開幕ダッシュは十分すぎるほどの結果だった。3月26日のMLBデビュー戦で初本塁打を放ち、その後も2試合連続、3試合連続と本塁打を積み上げた。

デビューから3戦連続本塁打は日本人史上初の記録となっている。

連続安打がストップした直前の試合時点での打率は.278、OPSは1.187。数字は依然として高水準だ。日本選手のデビューからの連続試合安打記録は2007年の岩村明憲(デビルレイズ)、2022年の鈴木誠也(カブス)の9試合で、今回の「5」には届かなかった。次なる連続記録への挑戦が早くも注目される。

6試合で築いた信頼を胸に、村上の反撃が始まる。

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