6日のプロ野球公示で、ロッテは小島和哉投手を一軍登録から抹消した。今季2試合に先発登板し、8回1/3を投げて5失点・防御率5.40と苦しい滑り出しとなっての抹消だ。

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開幕2戦で続いた5回持たずの降板

今季初登板の3月29日・西武戦(ZOZO)は4回59球を投げ、3安打4四死球1失点で敗戦投手となった。 続く4月5日のソフトバンク戦でも流れは変わらなかった。4回1/3、71球を投げて6安打2四死球2奪三振4失点で降板。開幕から2試合続けて5回を持たずにマウンドを降りた。
ソフトバンク戦の経過を振り返る。初回は3人で終える上々の立ち上がりで、その裏にポランコの適時内野安打で1点の援護をもらった。2回は2死満塁のピンチを招いたが、西川のヘッドスライディングキャッチで無失点を逃れた。 流れが変わったのは4回だ。1点リードの4回1死から山川、今宮の連続二塁打で同点。なおも2死三塁で谷川原に中前適時打を許して勝ち越された。
5回も先頭への四球から崩れた。無死一、三塁のピンチを招くと、栗原の左犠飛で再び勝ち越しを許し、柳田への死球で2番手と交代となった。

監督が突きつけた厳しい評価

試合後、サブロー監督は「前回降板したときと一緒で、1イニング延びただけで、やはり(5回)先頭の四球というところで判断した。ルーキーではないので求められているところは全然違うところにある。同じ失敗を繰り返したというので、それはどうかなと思って代えました」と厳しい表情だった。
イニングをまたぐたびに先頭打者の出塁から失点するパターンが2試合で繰り返された。指揮官の言葉は、エースへの期待の裏返しでもある。

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5年連続規定到達の実力 再調整で復活なるか

3年連続で開幕投手を務めてきた左腕が苦しんでいる。一昨季は12勝・防御率3.58、昨季も8勝をマークし5年連続で規定投球回に到達。チームの先発ローテーションの柱として期待される存在だ。 実績が示す投球力は本物であり、今季の不振は短期的な課題と捉える向きが多い。
注目は修正の速さだ。昨季も序盤に崩れる場面があったが、状態を立て直して規定投球回を完走した。その経験が今回の再調整にどう生きるか。

登録抹消となり、状態立て直しと早期の一軍復帰が待たれる。小島の再起がロッテ投手陣の底上げに直結する。イニングイーターの復帰に注目だ。

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