犬が心地よく過ごせる『快適な場所』の条件4つ 愛犬が気に入る理由や環境づくりのコツも解説
床に寝転がる柴犬

犬が心地よく過ごせる快適な場所の条件

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犬が「どんな場所で過ごすのか」ということは、犬の体と心の健康にも大きく影響します。

お留守番している時間が長い犬にとっては、1日のほとんどの時間を自宅の室内で過ごすことになるでしょうから、犬が心地よく過ごせる快適な場所にしてあげたいですよね。

1.安全であること

犬が心地よく過ごせる快適な場所の条件は、安全であることです。

犬は「外敵から身を守ることができる場所」を安全で心地よく過ごせる快適な場所であると判断します。

リビングの窓の外はどのような環境でしょうか。人の通りや車の通りが多い場所であると、窓辺は犬にとって心地よく過ごせる快適な場所ではないでしょう。

リビングにケージやクレートなどの犬の寝床を用意するときは、刺激を受けやすい窓辺を避け、室内の中央や隅っこに愛犬の専用スペースを用意してあげられるとよいかと思います。

2.薄暗く静かであること

犬が心地よく過ごせる快適な場所の条件は、薄暗く静かであることです。

犬が野生であった頃、地面に巣穴を掘り、暮らしていました。その名残から、薄暗く静かな場所を好む傾向にあります。そして、広い空間であるよりも、狭い空間であることの方が好みます。

お留守番をさせる室内は、薄暗くするために閉めておいてもよいでしょう。帰りが遅くなる日も電気は点けたままにしない方がよいでしょう。

冬場であれば、ケージやクレートには毛布をかけて覆い、薄暗く静かな空間を作りつつ、冷気の入り込まない暖かい場所を用意してあげるとよいでしょう。

3.犬にとっての適切な温度と湿度であること

犬が心地よく過ごせる快適な場所の条件は、犬にとっての適切な温度と湿度であることです。

犬と人間とでは体感温度が違います。室内の温度と湿度が飼い主にとって快適であるとき、犬にとっては不快である可能性があります。

愛犬にとっての快適な温度と湿度は、愛犬の犬種や年齢や健康状態によって異なります。

愛犬にとっての快適な温度と湿度を飼い主がしっかり見極められることが大切です。

4.自分または飼い主のニオイが染みついていること

犬が心地よく過ごせる快適な場所の条件は、自分または飼い主のニオイが染みついていることです。

自分または飼い主のニオイは、犬にとっての「安心」だからです。

購入したばかりの新しいケージやクレートやベッドを与えるときは、自分または飼い主のニオイが染みついたブランケット等を入れてあげることで、安心して使ってくれるでしょう。

愛犬がその場所を気に入る理由

犬が心地よく過ごせる『快適な場所』の条件4つ 愛犬が気に入る理由や環境づくりのコツも解説
ベッドであくびをする犬

  • 安心感があるから
  • 快適な温度と湿度だから
  • 安心できるニオイがあるから

「安心」「温度」「湿度」「ニオイ」の4つが、犬がその場所を気に入る主な理由です。この4つが揃っていれば、“安全で安心できる快適な場所”と認識してもらうことができます。

愛犬にとっての快適な環境づくりのコツ

愛犬専用のスペースを用意しましょう。ケージやサークルやベッドを置いてあげましょう。ケージやサークルの扉は閉めず、自由に出入りできるとよいでしょう。

季節に合わせた寝床を用意しましょう。夏場は通気性がよく涼しいこと、冬場は保温性が高く暖かいことが、犬にとっての心地よく過ごせる快適な場所になります。

まとめ

犬が心地よく過ごせる『快適な場所』の条件4つ 愛犬が気に入る理由や環境づくりのコツも解説
ソファーで仰向けに寝る犬

犬が心地よく過ごせる快適な場所の条件を4つ解説しました。

  • 安全であること
  • 薄暗く静かであること
  • 犬にとっての適切な温度と湿度であること
  • 自分または飼い主のニオイが染みついていること

愛犬がよくくつろいでいる場所、寝床にしている場所はどこでしょうか。

なぜその場所を気に入っているのでしょうか。

愛犬が心地よく過ごせる快適な場所の条件を見極めるためには、愛犬の日々の様子や行動をよく観察する必要があります。

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