犬の留守番で絶対やってはいけない『NG行為』5選 ひとりにさせる前に必ず確認すべきこととは?
ケージの隙間からこちらを覗く犬

️危険!犬の留守番でやってはいけない『NG行為』

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十分な飲み水を用意しない

動物が生きていくうえで欠かすことができないのが水分補給。お留守番の際に十分な飲み水を用意していかないのは絶対にNGです。

暑い夏の時期はもちろんですが、冬でも油断はできません。

気温が高くなかったとしても、水分が不足することで熱中症になるリスクがあるからです。

手が届く場所に誤飲・誤食の危険のあるものを放置している

お留守番中の事故で怖いのが誤飲・誤食です。飼い主さんが見ていればすぐに取り上げたり吐き出させたり、動物病院に駆け込むなどの対処ができます。

しかし万が一、お留守番中に誤飲・誤食が発生してしまうと最悪の場合はそのまま呼吸困難や胃捻転、中毒などを引き起こし、命を落とすおそれもあります。

空調からの逃げ場がない

夏場や冬場には愛犬のためにお留守番中も空調機器をつけっぱなしにしておくという家庭が多いでしょう。

空調を使って気温や湿度を快適な状態に保つのはとても大切なことですが、場合によっては空調が効きすぎて、かえって暑すぎたり寒すぎたりすることがあります。

そんなとき、犬に自ら空調の風から逃れられるような移動の自由がないと、むしろ体調を崩してしまいかねません。

火災リスクをそのままにしている

犬だけでお留守番をしている間に火災が発生してしまうという事故も報告されています。

これには様々な原因が考えられますが、犬がキッチンに自由に入ってコンロのボタンを押せてしまうような状態にある、ストーブなど犬が接触して倒すと火災になる恐れのある暖房機器を使用しているなど、火災リスクを放置しておくことは危険です。

出かける前に声をかける

愛犬を置いて出かける際に「行ってくるね」「お利口にしててね」などと声がけをしていないでしょうか。

飼い主さんの気持ちとしてはわかるのですが、実は出かけるときには声をかけないのがベスト。声をかけてしまうと犬は「これからお留守番が始まる」と宣告されていると認識し、不安になってしまうからです。

️要チェック!愛犬をひとりにさせる前に

犬の留守番で絶対やってはいけない『NG行為』5選 ひとりにさせる前に必ず確認すべきこととは?
チェックリストのイメージ

飲み水を2箇所以上に置く

出かける際には飲み水が少なくなっていないことを確認するのはもちろんですが、帰宅が遅くなる、犬が飲み水をひっくり返してしまうなどのリスクを考慮し、飲み水は2箇所以上に置くことをおすすめします。

危険なものは遠ざけておく

誤飲・誤食してしまいそうなものは犬の手の届かないところにしまっておく、あるいはキッチンなど誤飲・誤食の発生リスクが高い場所には柵などを設けて犬が立ち入れないようにするなど、危険なものをそもそも近づけないという工夫と配慮が必要です。

ある程度のフリーエリアを設ける

犬は最も快適に過ごせる場所をよく知っています。そのためある程度のフリーエリアを設けておき、空調で室温が大きく変わった場合にも逃げられるようにしておくことが大切です。

室内フリーではなくケージでお留守番しているという場合には、空調の風が直撃しないようにする、ハウスの中に隠れられるようにするなど工夫をしましょう。

お留守番を悟られずに出かける

外出の準備をしている段階で、飼い主さんはなるべく出かけることを犬に悟られないように振る舞いましょう。

例えば犬におもちゃやおやつを与えて、それに夢中になっているうちにそっと出かけるというのも効果的です。なんとなく薄情な気はしてしまいますが、愛犬の心の安寧のためにはそれがベストなのです。

お留守番前にたくさん遊ぶ

愛犬をお留守番させる前にぜひ心掛けて欲しいのが、お留守番前に愛犬とたくさん遊ぶということです。

たくさん遊んだり長くお散歩したりすることで愛犬を疲れさせ、疲れて寝ている間にお留守番が終わってしまうとなれば、寂しさや不安を感じにくくなりますしイタズラで事故を起こす暇もありません。

️まとめ

犬の留守番で絶対やってはいけない『NG行為』5選 ひとりにさせる前に必ず確認すべきこととは?
玄関で待っている犬

犬は群れで暮らしていた性質上、ひとりぼっちが苦手でお留守番は大きなストレスを伴う可能性があります。

とはいえ現代日本で暮らす以上、多かれ少なかれお留守番は避けることができません。愛犬が安全・安心にお留守番できるよう、飼い主さんができることはしっかり確認しておきましょう。

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