飼い主が高齢のためシェルターに来た『盲目の犬』→現実を受け入れられなくて…あまりにも切ない行動に思わず涙「泣いた」「胸がしめつけられる」

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高齢の飼い主さんが「飼い続けることが難しい」と泣く泣く連れてきた盲目のワンコ。大切にしてくれた大好きな飼い主さんと離れる現実を受け入れられず見せた行動は、TikTokでも多くの人の心を締め付け、「飼い主さんを思う泣き声に涙がでました」「今まで聞いた中で一番切なく悲しい」などの声で溢れかえりました。

飼い主と離れ離れになる現実を受け入れられない

TikTokアカウント「はるママの部屋 (@animalsmilekagawaharumam)」さまは、諸事情で飼えなくなった老犬や病気のわんこを保護し、お世話している、香川県の保護団体「NPO法人アニマルスマイル香川」のボランティアさんです。

この日、新しくやってきたのは「まる太」くん。飼い主さんが高齢のため、最後まで頑張ってお世話していたそうですが、やはり難しくなり、泣く泣くはるママさんの元へとまる太くんを連れてきたのだそうです。

やってきた当初、まる太くんは慣れ親しんだ家に帰れず、大好きな飼い主さんとも会えず、毎日のように悲しげな遠吠えを繰り返していたといいます。

はるママさん曰く、大切にされてきた子ほど、飼い主さんとの別れを受け入れるまでに時間がかかるそうで、まる太くんもたくさん愛情を注がれて育ってきたために、なかなか受け入れることができない様子だったとか……。

何度も何度も、「飼い主さん」「お父さん、どこ?」と訴えかけるように、できる限りの大きな声で呼びかけるまる太くん。

実はまる太くん。目が見えていないのだそうです。そのため、より周囲の状況を認識することが難しく、不安も大きいのかもしれません。

まる太くんの全てを受け入れて楽しい時間を

つらく悲しい現実を突きつけられたまる太くん。しかし、はるママさんは今までにも悲しみを背負ったわんこたちをたくさん救ってきました。

もちろん、まる太くんのことも病気や悲しみ、全てを受け入れて、少しでも楽しい時間を過ごしてほしい——そんな気持ちから、ケアをスタートしたといいます。

はるママさんが「まる太~!」と呼ぶと、その声を頼りに少しずつ歩みを進めていくまる太くん。ちょっぴり外れてしまうこともありますが……

ちゃんと辿り着くことに成功!「きた~!」「いい子、いい子!」とたくさん褒められたまる太くん。

褒められることで喜びを感じたのでしょう。にっこりと満面の笑みを見せてくれました!

きっと飼い主さんと一緒に過ごした幸せな日々を忘れることはありませんし、これからも思い出して寂しくなる日もあるでしょう。しかし、そんな寂しさをはるママさんはできる限りのケアで乗り越えさせてくれるはずです。

最後にはるママさんは「まる太の第二の犬生を温かく見守って頂けたら幸いです」とお話ししてくださいました。

悲痛な叫びに胸を締め付けられる人が続出

まる太くんの悲痛な叫びをTikTokで聴いた人からは「飼い主さんを思う泣き声に涙がでました」「今まで聞いた中で一番切なく悲しい」「まる太がシェルターのみんなと健やかに過ごせますように」といった声が殺到しました。

新たにはるママさんのシェルターに入ったまる太くん。これからは、一緒に暮らす他のみんなと、そしてはるママさんと新たな幸せを見つけることができますように。

TikTokアカウント「はるママの部屋 」さまでは、まる太くん以外にも多くのわんちゃんたちがはるママさんの元で保護され、第二の犬生を送っています。ぜひのびのびと暮らすわんこたちの様子をご覧ください。

まる太くん、はるママさん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!

写真・動画提供:TikTokアカウント「はるママの部屋 (@animalsmilekagawaharumam)」さま
執筆:しおり
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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