犬がなりやすい『皮膚病』6つ 症状が表れる原因や治療法までご紹介
顔の脱毛

犬がなりやすい皮膚病

犬がなりやすい『皮膚病』6つ 症状が表れる原因や治療法までご...の画像はこちら >>

1.膿皮症

犬がなりやすい皮膚病には、膿皮症があります。

犬の皮膚に常在している菌が過剰に繁殖することで引き起こされる皮膚病です。皮膚が赤くなる、皮膚に赤いポツポツができる、脱毛する、異臭がするなどの症状が見られることがあります。

また、非常に強い痒みを伴うという特徴があります。濡れたまま放置されたとき、皮膚が蒸れやすい状態であるとき、免疫力が低下しているときになりやすい皮膚病です。

また、一度なってしまうと、何度も繰り返してしまうという特徴があります。

2.脂漏性皮膚炎

犬がなりやすい皮膚病には、脂漏性皮膚炎があります。

皮脂の分泌量が多くなりすぎてしまったとき、皮脂の分泌量が少なくなりすぎてしまったとき、皮膚の環境が乱れ、炎症を引き起こすことが主な原因です。

脂漏性の皮膚炎であるため、ベタベタとした大きめのフケが大量に出ることがあります。そのため、被毛もベタベタとするようになってしまうことがあります。

また、脂漏性皮膚炎の独特なニオイがすることもあります。すぐにシャンプーしてしまいたくなるかもしれませんが、悪化の原因になる恐れがあるため、まずは獣医師に相談することが大切です。

3.マラセチア皮膚炎

犬がなりやすい皮膚病には、マラセチア皮膚炎があります。

マラセチアは、犬の皮膚に常在している真菌(カビの一種)です。マラセチアが過剰に繁殖してしまったとき、皮膚炎を引き起こします。

非常に強い痒みを伴い、皮膚が真っ赤になったり、皮膚や被毛がベタベタしたり、きついニオイがすることも特徴のひとつです。

全身の皮膚に炎症を引き起こす可能性がありますが、とくに耳・指の間・ワキに症状が出やすい傾向にあります。

また、脂漏性皮膚炎との併発もしやすいです。

4.細菌性皮膚炎

犬がなりやすい『皮膚病』6つ 症状が表れる原因や治療法までご紹介
手足の裏の赤み

犬がなりやすい皮膚病には、細菌性皮膚炎があります。

皮膚に傷ができてしまったとき、皮膚のバリアが低下してしまったとき、細菌が侵入することで引き起こされる皮膚病です。

皮膚が真っ赤に腫れることがあります。非常に強い痒みを伴うことがあります。また、悪化した場合では、皮膚がただれてしまうことがあります。

5.アトピー性皮膚炎

犬がなりやすい皮膚病には、アトピー性皮膚炎があります。

主な原因は2つあり、遺伝的要因または環境アレルゲンです。慢性的な皮膚病であると言えます。

非常に強い痒みを伴うことが特徴で、顔・耳・手足の先に炎症が起こりやすいです。完治させることが難しく、症状をコントロールしてあげることが大切です。

6.接触性皮膚炎

犬がなりやすい皮膚病には、接触性皮膚炎があります。

皮膚に触れた物質が刺激となり、症状を引き起こします。お散歩中であれば、草などの植物に皮膚が接触したとき、皮膚の赤みや痒みなどの症状を引き起こすことがあります。

また、お家の中でも洗剤や柔軟剤や消臭剤などの物質が皮膚に触れ、刺激となり、症状を引き起こすことがあります。

原因を特定し、皮膚に触れることを避けることで予防することができます。

犬の皮膚病の治療法

犬がなりやすい『皮膚病』6つ 症状が表れる原因や治療法までご紹介
耳の中の炎症

内服薬による治療法

細菌性皮膚炎や膿皮症には「抗生物質」、マラセチア皮膚炎には「抗真菌薬」が用いられることがあります。

痒みの軽減には「抗ヒスタミン薬」、強い炎症や痒みの軽減には「ステロイド薬」が用いられることがあります。

外用薬による治療法

炎症や感染部位に直接使用することができる「軟膏」や「クリーム」が処方されることがあります。

耳の中であれば「点耳薬」、皮膚のバリア機能を保つことができる「保湿剤」が処方されることがあります。

まとめ

犬がなりやすい『皮膚病』6つ 症状が表れる原因や治療法までご紹介
胸元の赤み

犬がなりやすい皮膚病を6つ解説しました。

  • 膿皮症
  • 脂漏性皮膚炎
  • マラセチア皮膚炎
  • 細菌性皮膚炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 接触性皮膚炎

フケが出たり、ベタベタしたり、きついニオイがすることがあるため、「シャンプーをすればいいのでは…」と考えるかもしれません。

しかし、洗いすぎが原因で皮膚病を悪化させてしまうことがあります。

薬用シャンプーによる治療法もありますので、獣医師に相談してからシャンプーしてあげるようにしましょう。

編集部おすすめ