迷子になり、交通事故で下半身不随になったおばあちゃん犬。飼い主からは「歩けないなら、安楽死して」という残酷すぎる言葉が……。
交通事故に遭い下半身不随になった老犬「さゆり」ちゃん
TikTokアカウント「はるママの部屋(animalsmilekagawaharumam)」に投稿されたのは、交通事故に遭い、下半身不随になってしまった老犬「さゆり」ちゃんのお話です。
2022年9月、さゆりちゃんは迷子になっていたところで交通事故に遭ってしまったとみられ、下半身不随になってしまいました。
その後、飼い主が判明し「交通事故に遭い、背骨が折れていてまだ入院しています」と伝えたそうです。しかし、飼い主からは「家の中は無理だ」「もう歩けないのなら歳やし、治療を止めて、安楽死してほしい」という残酷すぎる返答が……。
この返答を聞き、アニマルスマイル香川さまが医療費を請求しないという条件のもと、保護することを決断したのです。
「今後の様子をお伝えしましょうか」と尋ねても「いらない」と無情すぎる反応を返したという飼い主。14年間、一緒に暮らしてきたといいますが、家族という認識はないのでしょうか。あまりにも悲しすぎます。
ボランティアさんたちとの幸せな日々
こうしてアニマルスマイル香川にて保護され、シェルターで他のわんこたちやボランティアさんと一緒に過ごすことになったさゆりちゃん。
しかし、さゆりちゃんにとっては全く知らない場所、知らない人たちに囲まれた環境は、不安でいっぱい。投稿者さまによると、この頃のさゆりちゃんからは悲しみだけが伝わってきたそうです……。
しかし、それでも必死に起き上がり、もらったご飯をしっかり食べていたというさゆりちゃん。すべては生きるために——そう、さゆりちゃんは諦めていなかったのです!
しばらくすると、ドッグカートでお散歩できるまで回復したさゆりちゃん。
車椅子の練習にもチャレンジ!すると、車椅子を使いこなして自分で移動できるようになったというさゆりちゃん。その足で、名前を呼ばれると自分からボランティアさんに近寄ってくることも増えたそうです。
最期の1週間も温かい愛情に包まれて
こうしてたくさんの愛情に包まれて、温かい日々をシェルターで過ごしたさゆりちゃん。悲しい保護から2年と2ヶ月、絶体絶命だと思われていた状況から這い上がり、穏やかに過ごすことができたさゆりちゃん。
さゆりちゃんは2024年11月17日にお空へと旅立ったそうですが、最期の1週間は昏睡状態に陥ることもあり、投稿者さまの腕の中で看取ったといいます。
投稿者さまは「どん底から這い上がり最後も昏睡状態になり、私の家で看取ろうと連れて帰りましたが、1週間生きてくれたんです。しかも苦しむ1週間ではなく、いつも通りのさゆりで看取る予定であることを忘れるくらいでした。最後に過ごした さゆりとの1週間は私の宝物です。」とお話ししてくださいました。
さゆりちゃんの保護ストーリーは、TikTok上でも大きな話題を呼び、記事執筆時点で22万回も再生されています。
コメント欄には、「これ見るとホントに泣ける」「本当に頑張ったね」「こんなに可愛がってもらえて幸せですね」「心から応援させていただきます」と、称賛の声や応援の声がたくさん寄せられました。
最期の時までボランティアさんや投稿者さまの愛情を受け、最期は愛情に包まれながら旅立ったさゆりちゃん。元飼い主の残酷な行為による傷はきっと生涯消えることはなかったかもしれません。
さゆりちゃん、投稿者さま、アニマルスマイル香川さま、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:TikTokアカウント「はるママの部屋(animalsmilekagawaharumam)」さま
執筆:しおり
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。